初めてのクトゥルフ(プレイに関して)

※直接ストーリーに関する表現や感想は入れてないつもりです。あくまでも初めてのクトゥルフ、初めての長時間セッションを経ての感想を書き連ねたもののはずです。
※TRPG初心者や未経験者にはゲーム性という意味でネタバレになるかもしれませんし、TRPG経験者の皆様にとっては何考えてるんだこいつと思われるような低レベルで的外れなものであるかもしれません。つまり、ターゲットとなる適切な読み手が存在していない可能性も考えましたが、誰かに投げてみたい気持ちを抑えられず、ネットの海に放流します。
追記 2021年8月30日夜

TRPGというゲーム

RPGにテーブルトークのTがついた名前という説明を1年半前に受けた記憶がある。最近、人狼ゲームの一種のアマアス(アモアス派はミントを味として認めてるのと同義である)にハマっているように役割を持って何かをするゲームは好きだし、サンホラ好きを公言してるように神話や人の死に魅力を感じる厨二心は今尚持ち続けてる。(さらに言えば、ゲーム機が家になかった子供時代、野球ゲームをサイコロの目で再現するシステムを自分で考え改良し続けてた人間だったりもする。)そんな人間にTRPGが合うのは必然なんじゃねーのと。

ちなみに、自分が知ってる限りのフィクション作品内のワードをあげると「必然」(SPにて 尾形より主人公 井上に対し)、「本当の真実」(MOZUにて 主人公 倉木)、「この世界は残酷だ…そして…とても美しい」(進撃の巨人 ミカサ)などが出てきます。その辺がツボなんでしょうねぇ。


ロールプレイ

TRPGというゲーム、プレイキャラを作成し、それを演じるという形で操作するようである。「自分ならこうする」という考え方がゲームに染まり進めていく中で不適切な思考なのでは?とまで感じた。あくまでも人格はキャラをキープしたいと強く思う。

◎今回のプレイを通して次回以降意識しようと思ったこと(備忘録)
1.一人称二人称の徹底
やはり一つの人格には一つの人称で統一した方がキャラがブレないなと(そもそもいのーえという人間が複数の人称を使っているのですが(これに関しては別に文字にしてもいいのかなと))

2.関心意欲態度
小学生のように点数化したいわけではなく(数値化したらイメージしやすくなるかもだが)、言動の方針としてここが明確になっているとロールプレイしやすそうだなと
直近のセッションでこれを強く感じる出来事があったわけだけれども、それはセッションの反省としてまとめる

3.他人(他キャラ)に対する初期感情
おそらく、いのーえという人間がある程度の距離を作ってから徐々に心の許せる限り近づいていくタイプなので、フィクションのキャラクターにもまた警戒から入ってしまっている。一方で、普段生活していれば実感しているように、他人を信じることから始めたり距離が近かったりという人間もいる。程度に差はあれど大きく二分できることはたしかで、キャラを作る・ロールプレイをするという点においての方針を明確にしておいた方がいいのかなと思っている。


楽しみ方

おそらく、TRPGというものは、色々な楽しみ方をしてる人たちがいるのだろうというのは容易に想像がつくし、友人Yは楽しむことと同時に教育的活用法まで考え授業課題としてまとめたと聞く。

じゃあ、いのーえはTRPG、特にCoCをどう楽しみ楽しんでいきそうなのか。
今回プレイしたストーリーは神話を軸にしたSFと表現することができると思うが、そういうものは元々好きである。小説なり映画なりで多くはないが一定量は楽しんできた。CoCではそれに似たセンサーが反応するように思う。
また、多くの人がそうだろうけど、「ゲームをする」ということは楽しい。ゲーム機やPC、スマホでやるも好きだが、小学生のころは(多少PCに触る時間はあったが)、スマホはもちろんゲーム機というものが家になく、ゲーム = ボードゲームを指す時期もあった。ボードゲームといわゆるビデオゲームの間には描写という点で大きく異なるように思う。ビデオゲームは作品内での出来事は全て簡単なアニメーションから近年のものでは映画顔負けの映像で情報が伝えられる。それに対し、ボードゲームは挿絵や文字などのみで情報が与えられ、限られた描写しかないと言える。ただ、いのーえの場合、小さい頃よりボードゲームに触れていたおかげで1を聞いて10をイメージするということが、抵抗なくスムーズにできるようになっているのは恵まれているのかなと思う。

追記

そういえば考察厨の端くれだということを書き忘れていた。サンホラ好きであることをはじめ、ドラマや小説でも書かれていることから書かれていないことを考え、時には妄想する。そんな楽しみ方は大好物で、TRPGと相性が良いようだ。セッションが終わってから3日経っているが、仕事中もアレはソレなのかとか、もしかしてなどと頭をよぎってはメモしたりメモする前に忘れたりしている。


一方で、演じるということは好んで行うことではない。というかあまり好きではない(小学校で2年に一度あった学芸会では少しでもセリフが少ない役を探すタイプであった)。感情としては恥ずかしいが他の感情や思考を制圧してしまう。多分、これがTRPGの1回目と2回目に大きく間が空いてしまった一因だと思わらる。
ただ、今回は、インターネット上でのセッションだったため、人と顔を直接合わせないということが幾分か気持ちを楽にしてくれたらしい。楽しいという感情や分相応の思考回路を残しゲームに没頭することができた。正直な話、まだ対面セッションにはハードルを感じていると思う。
しかし、演じるということの恥ずかしさ以上に、ゲームとして楽しみたいという気持ちから、今後は演じ方と言っては大袈裟だがロールプレイのやり方と少し向き合ってみてもいいかなという気持ちが生まれた。

最後に

1年生の新歓期になんとなくやって、何となく楽しかった記憶はあったが、他の予定を優先したりあと一歩踏み出せないでいるうちに1年半も経っていた。実際に、長時間に及ぶセッションを知識のある経験者たちに囲まれてプレイしてみると、面白さが想定よりも桁違いなものであることに気づいてしまった。多分、今の状態では、バレーを休んででもセッションの参加を選ぶくらいだろう。
はやく布教できるくらいな経験を積みたいし、そんな感情よりもシンプルに楽しいからまたやりたい(というか予定をたてた)。

ずっとTRPGの良さを発信し続け、魅力的なストーリーをチョイスし、素敵なKPをしてくれた友人Yにはしばらく足を向けて寝れなそうである。
また、同時に初めての長時間セッションで素晴らしいものだと感じることができたのは同卓した皆様のセンスであり、とても恵まれた環境であったなと思う。


最後まで目を通してくれた方、ありがとうございました。私が感知できる形でリアクションがあるととても喜びます。


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