8年ぶりの思いがけない再会。
先週水曜日から週明け月曜日まで所用の為に金沢へ滞在、わたし自身金沢ははじめてではなく3回目の来訪。
数は少ないですが、わたしは30手前から行きたいところに旅をしてきましたが、金沢ほど訪れているエリアはないような気がします^^
3度目となる金沢はプライベートの時間は殆どなかったのですが、東京に戻る前にどうしても行きたかった場所へ。
わたしが訪れたのはHIMITO(ヒミト)。
漢字で書いたら火水土、HIMITOのオーナーでもある才田春光(以降春光さんで省略)さんの手によって生み出した芸術アート(と言うのかな?)があるお店でして。
写真を見るとおわかりかと思いますが、店内にはたんぽぽや果物の皮(写真参照)が使われたオシャレな展示品(照明)や天井には多数のたんぽぽがディスプレイ。
※果物の皮でつくられたものをピールアートと言います。
好みがわかれるところですが、わたしたちが子供の頃から目にして(食べて来た)ものがアートや異空間に変わることにビックリ。
出会いは遡ること10年くらい前、当時オーガニック志向(今もだけど)のわたしが共通の知人を介して出会ったのが春光さんで、8年前「春光塾」という春光さん主催の合宿に参加して以来のお付き合いのある方です^^
金沢へ行く準備の数日前、わたしはふと春光さんのことを思い出し、HIMITOってどのあたりだっけ?と何となく調べると、宿泊するホテルから歩いて5分ほどのところにHIMITOがあることが判明!!
宿泊ホテルは滞在中同行する方の意向で決まっていた為、「金沢駅近くのホテルがよかったなぁ」とぼやいていたのですが(苦笑)今のわたしを作るきっかけになった恩師(春光さん)のお店の近く。
お店の前に大きな河川敷がある以外は周りになにがあったかはきれいさっぱりと忘れてしまっていたのですが、こんな偶然ってあるんだと思ったのは言うまでもありません。(ホテル取ってくれたYさん、ありがとう!!(笑))
滞在中にお店に行くと決めたわたしでしたが、ネックを挙げると、お店が夕方で閉まってしまうので、立ち寄れても東京に戻る日の午前中のみ、そしてお会いしてから8年も経っているので、春光さんご本人がわたしを覚えているかわからない。
だけどもせっかく近くにいるし(なんせホテルから歩いて5分w)次金沢にくるのはいつかわからないので、わたしのことは忘れててもいいから(笑)金沢出る前に顔出しすることに。
※お会いしようと思ったのは、年明けの地震のこともあって、地震が起きた後も春光さんの事が気になっていたのです。
お店に到着すると、既にオープンしていて観光っぽいお客さんで賑わい、ビックリしたのは8年前にはなかったお店の前に多数のニワトリ+子分(笑)のひよこたち(可愛かった)のケージやスペースの設置。
あちこちでコケコッコー、コケコッコーと元気いっぱい泣きまくるニワトリ(笑)都会では間違いなく騒音扱いだろうけど、ご近所の皆さまも了承されているのか、どんだけ泣こうがなんの心配もなし。
店内のギャラリーを楽しんだ後、ニワトリたちの世話をしている春光さんにお声がけ、最初はわたしに気づいてなかったので「ここに来るの、8年前に春光塾に参加して以来です」と話を振るわたし。
「あら?名前は?」と聞かれ答えると「あー参加してたわね!!」という感じでわたしを思い出してくださった春光さん。
今では伝説?になった春光塾(今はやってないみたい)少人数制だったのと、終わってからも毎年誕生日当日には「おめでとう」メッセージをくださるので、意外とご自分が関わった人のことを忘れないんだろうなぁと。
合宿当時の話をしながら現在のわたし・春光さんの話、合宿から1年後わたしは和歌山→東京に住まいを移して仕事やプライベートに爆走(笑)
かたや春光さんはHIMITOの営業形態を変えつつも自然をテーマにした授業を全国で開催、わたし・春光さんそれぞれ置かれた場所で活躍、と言ってもよいのではないでしょうか^^?
思いがけない形での再会となりましたが、当時と変わらずサバサバした男勝りな面とを持ちつつ、たんぽぽなどの植物やニワトリと触れ合っている時の春光さんはまるで少女のように可愛いらしい笑顔。
元気な姿を見れてホッと嬉しい気持ちになりながら「今度はゆっくり来ますね」と春光さんに伝えてお店を後にしました。