息子先生(傘編)
しとしと雨が☔️
お誕生日に、息子先生から『雨にも負けず、風にも負けず働けよ』という裏テーマのある傘のプレゼントをいただきました。
私が出かける時は雨が降らないので、ほとんど傘を必要とせず、小雨なら傘をささずに走ることを知ってる息子先生から、「いらないと思うけど」と言う前置きで、手渡されたプレゼント。
しかも3本も…なぜ?3本???
折りたたみ2本(晴れ用と雨用)と24本骨の長傘を手渡された私は、観賞用だなと密かに思ったのでした。
プレゼントをあけた時には、
「全然、必要ない〜〜‼️」
と叫びましたが、私好みの絵柄と竹の持ち手と、それなりに心をくすぐるプレゼントでしたので、今回、日傘としてさしてでかけることにしました。(晴れ用と雨用と思って彼が購入した傘は、どちらも雨天兼用でした)
そして、今、しとしと雨の中、役に立っております。
数日前の話ですが、息子先生に
「もう、いい歳なのだから、きちんとした傘を差そうよ。」と
きちんとした傘は、いくつも持ってはいるのだが、傘を持つ、差すという習慣がないのだ。
プレゼントしたのだから差してよという意味かと思ったのだが違うようだ。
彼が言うには、
「きちんとした傘を差す人は、丁寧な暮らしをしていると思う。」
「それは、人生を丁寧に生きていることだと思うし、その人の佇まいとか、ありようというものがそこに見えるから、そろそろ、小雨の中を走るのは、やめたほうがいいよ。」
最後に
「小雨の中、慌ただしく走るおばさんの姿は、見たくないなぁと。」呟くのだった。
確かに、日々丁寧に生きていこうと思っている人が、傘も差さずに走り回り、雨がひどくなればコンビニでビニール傘を買うなんてことは、やはり、しないと思うのでした。
思ってることと、行動は一致させないと…。
日々、丁寧に暮らしていこうと思います。
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