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ありのままを受け入れる力

わたしたちが愛する存在に向き合うとき、特に健康や人生の課題が絡むとき、心の中に浮かび上がる感情は複雑です。「何とかして助けたい」「もっと良い方法があるのでは?」という思いは、愛情の表れでありながら、ときにわたしたち自身を不安と後悔で縛りつけてしまうこともあります。

今日は、私の愛犬りおくんを通じて感じた、「ありのままを受け入れる」というテーマについてお話ししたいと思います。彼の健康状態を見守りながら、わたしは自分自身の感情や恐れ、そしてそこから得た気づきと深く向き合う機会があったことに気づきました。



愛する存在を信じるということ

りおくんの健康上の課題を前に、わたしの心に浮かんだのは、「もっと早く何かできたのではないか」という後悔や、「これからどうするべきか」という迷いでした。しかし、その中で気づいたのは、わたしが彼を「どうにかしなければ」「こうなってなければいけない」と思うたびに、「今のこの状態は悪いこと、問題である」「わたしがどうにかしないと最悪のことになる」「彼が一人でできるはずがない」と勝手に決めつけて、大いなるその出来事の意義とか、彼の生命力や自然な治癒力を信じることを忘れていたということです。

信じるとは、ただ放任することではありません。できる限りのケアを尽くす一方で、結果に執着せず、彼自身が持つ力を尊重すること。それをわたしではなく大いなる存在に委ねること。そして、たとえ病気や痛みがあったとしても、それが彼自身の人生や成長のプロセスの一部であると受け止めること。それが本当の「信じる」ということではないでしょうか。


恐れを超えて、共に生きる勇気を持つ

わたしたちが「恐れ」を感じるのは、愛情の裏返しでもあります。「相手に苦しい思いをしてほしくない」「痛みを感じさせたくない」という思いが、恐れを生み出します。大切な存在だからこそ、愛しているからこそ、当然なことだと思います。しかし、その恐れをじっと見つめていくと、そこにはもう一つのメッセージが隠れていました。それは、「自分自身や環境への不信」です。

りおくんとの日々を通じて学んだのは、恐れを克服するためには、まず相手を信じること。そして、自分自身を信じること。それができて初めて、恐れの向こうにある真の安心感と強さを得ることができるのだと感じました。


ありのままを受け入れる力

りおくんに手術が必要だと分かったとき、わたしは葛藤しました。手術そのものに必ずある危険、体を傷つけてしまうことへの罪悪感、痛いのではないだろうかという心配や手術後の彼の不安や、入院の寂しさを思うと、申し訳なさと心配で胸が締めつけられました。それでも、私はこの選択を「健康への投資」「幸せへの投資」として捉え、前向きに進む決断をしました。

「どんなりおくんでも受け入れる。」
「どんな状況でも、彼と共に生きていく。」

そう心に決めた瞬間、不思議と心が軽くなりました。完璧を求めるのではなく、彼のありのままを尊重し、共に歩む。その中で、自分自身の恐れや葛藤とも丁寧に向き合うことが、愛する存在にとっての本当の優しさではないかと感じたのです。


まとめ:愛する存在が教えてくれること

りおくんは、わたしの側にいて、にたくさんのことを教えてくれる小さな先生でもあり、王子さまです。彼はその存在そのものが愛であり、癒しであり、わたしを守り、そしてわたし自身の成長のきっかけを与えてくれる存在です。彼を通じて感じた「ありのままを受け入れる」という気づきは、わたしが日々のセッションや仕事でお伝えしている「癒し」や「成長」と深く通じるものがあります。

恐れを手放し、信じる力を持つ。
ありのままを受け入れ、共に歩む。
そして、
愛する存在との時間を大切に生きる。

これからも、りおくんとの日々から学びを深め、その気づきを皆さんと分かち合いたいと思います。彼の愛に感謝しながら、わたし自身もまた愛をもって生きていきたいと心から思います。

りおくん、ありがとう。そして、わたしを支えてくれる全ての存在に、ありがとうございます🙏


Delicious Life Designは、私が大切にしている「癒し」と「フローリッシュ(繁栄)」をテーマにしたコンセプトです。このブログを通じて、皆さんの日々の気づきや癒しのきっかけとなれば嬉しいです。

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