スタッフインタビュー#2 byいのちの華訪問看護ステーション
山形県鶴岡市のいのちの華 訪問看護ステーションのスタッフインタビュー記事です。これから訪問看護で働く人、将来訪問看護で働きたい人にとって参考になればと思います。
インタビューさせて頂いた方
皆川さん 50代 看護師
認知症ケア専門士
出身:山形県鶴岡市
好きな食べ物:かつ丼
趣味:つくって集めるスヌーピー
看護師としての経験
~産婦人科、救急、透析、在宅まで~
産婦人科病院、医療センター、救急、透析などいろんな科を経験してきたあと、老人保健福祉施設、そして訪問看護ステーションなど、幅広く経験してきました。
一番経験が長いのが透析で17年ほど、その次が訪問看護で8年目になります。
わたしの母が認知症になったのをきっかけに、
在宅看護に関心を持つようになり訪問看護へ転職しました。
いのちの華で働いて感じること
代表の大滝さんと以前同じ職場で働いていたご縁があり、これまでの経験を活かしてお役に立てればという想いから、2020年5月より訪問看護ステーションの立ち上げメンバーとして関わらせていただくことになりました。
立ち上げ時は、地域のケアマネージャーさん、開業医の先生方、パンフレットを持ってご挨拶にいくなど、普段の看護業務とは違った貴重な経験をさせていただきました。
働き方という視点では、訪問先が自宅から近い場合は、直行直帰もOKで、記録もタブレット入力など効率的な働き方で、時間と気持ちに余裕を持つことができています。
「看取り」に関する考えの変化
以前自分でストレスコントロールが難しく、体調をくずして退職することがありましたが、今はとても楽しみながら働くことができています。
というのも、大滝さんと出会って、
ターミナルケア(終末期ケア)のイメージが大きく変わったからです。
これまでの職場では、
「看取り」はわたしにとって「辛い経験」と感じることが多かったです。
利用者様が亡くなられた後で、
「もう少しできることはなかったのか?」
と悩むことが多く、
今思うと、「看取り」に関わることを心のどこかで少し避けていたかもしれません
しかし、大滝さんが実践される「看取り」はかなり違ったものでした。
例えば、寝たきりの1人暮らしの方が、自宅で看取りを希望された場合、
かかりつけ医の方も、ご自宅での看取りはできないと思うようなケースでも、
利用者様が望むことなら、いろんな角度から考え抜いて希望を実現させます。
「それは危ないからできない」と思っていたことでも、
「利用者様の希望を実現する」スタイルを貫き、
試行錯誤しながらでも利用者の方の想いを第一に考える行動力にいつも驚かされています。
「こんな風にできるんだ」
そんな新しい発見とともに、
利用者様とご家族にとって穏やかな時間を提供することが、
わたし自身の働きがいになってきていると実感しています。
大滝さんがこれまでアメリカに10年留学された経験や、
ホスピスケアに対する想いと知識があるからこそ、
実践できるのだと思います。
目指す看護師像
訪問看護は8年経験しても、まだまだ新しい出会いと発見があります。
今後は、利用者様の疾患や生活スタイルに寄り添った看護をしていきたいです。
認知症ケアの専門性を高めながら、ご家族の想い、ご本人の想いに寄り添える看護師になりたいと考えています。
ご本人の想いを尊重して提案すると受け入れてくれること多くなります。
最初はなかなか心を開いていただけない方でも、ご本人の想いと尊厳を大切に、粘り強く関わることで、心を通わす交流ができると思います。
私のやる気スイッチ
動く前に「よしっ!!」と大きな声を出すとやる気がでます(笑)
私のNGスイッチ
自分の意見を否定されたときはやる気をなくしたりします。
そんな時は、ヨガで心と身体をリセットします。
未来の仲間へのメッセージ
いのちの華訪問看護ステーションは、とてもフレキシブルに働ける職場です。
利用者様との共感があり、心からの笑顔を見れる仕事だ考えています。
大変なことも多いのですが、自分の家でしか見れない、人間らしい一面に触れたり、深く関われることがやりがいにつながります。
病院で働きながら、将来は訪問看護で働いてみたい、興味があるという方は、
体験も実施してますので気軽にご連絡いただければと思います。
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