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夫のたった一つの望み

みなさま、おはようございます♪
スタジオ命と水、岩崎靖子です。

前回は、こんな記事を書きました↓↓↓

貴大さんは、生き抜く戦略として「有能であること」を選びました。

男の子たちは、小学校の頃からもう「有能さ」の競争が始まるのだそうです。「勉強」や「運動」の分野が主で、そこで「有能さ」を証明できると、
見えない序列ができて、生きやすくなるのだそうです。

生き抜くためには、有能でなければならない。
ずっと競争し、戦って来たそうでした。

そこから更に、話が展開していきました。

「なぜ男性は、おうちに帰って来るとスイッチオフになるのか?」

スイッチオフにならない男性もいると思うのですが、いろんな友達の話を聞いてると、スイッチオフの男性が多いよね、と。

女性は、おうちに帰ってもスイッチオン、家事に育児に動き回ります。
その隣で、スイッチオフになった旦那さんが、スマホを見て、のんびりしてる。

奥さんは、「ちょっとは手伝ってよ!」と、きーーーっ!となる現象。

我が家も典型的にそのパターンでした。

そして、貴大さんは学習する人ですので(笑)、何度かの怒りビームを経験し、奥さんが動いてるうちは、自分も動くという技を身に着けました!

この間、「有能さ」の話の続きで貴大さんに、
「なぜ、おうちに帰ったら、スイッチオフになっちゃうの?」と聞いたら、

「そりゃ、そうだよ、外で戦ってるんだから!
外は戦場なんだよ。おうちに帰って来た時くらい、ほっとさせてほしい」

外は戦場!?

そうなのだそうです。多くの男性にとって、社会とは戦場。
有能さを発揮し、少しでも人より優位に立ち、生き抜かねばならない戦場。

びっくりでした。私には、「戦場」という認識はなくて、むしろ楽しむ場所、みたいな感覚があって。

ほんでもって、もう一つの長年の謎を聞いてみました。

「あのさ、男性ってさ、みんなヒーローになりたいんでしょ?

なのに、なぜおうちでも、奥さんの困ってることを解決して、ヒーローになりたいとは思わないの?」

「もう十分、外でヒーローしてるから!おうちではヒーロー休みたい…」

私の頭の中に、寝転んで休んでるヒーローの絵が浮かんで、爆笑しました。

イラストbyアキヒロ 
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=akihiro&area=1

そっか、外でめっちゃヒーロー頑張ってるんだなー。

「付き合ってる時は外、結婚したら内。
付き合ってる時は、”外”だからヒーローできる。

でも、おうちで喜んでお母さんの手伝いする男性高校生はいない、
手伝えって怒られて、しぶしぶやってる」

すべての謎が解けて、面白くて、ずっと爆笑してました。

おうちは安全な場所で、必死にヒーローしなくてもよくて、だからほっとしたいのだね。

子どもがちっちゃい頃、自分がバタバタしてる時に、貴大さんがのんびり休憩してるのを見て、本当に腹が立ちました(笑)

私を大事に思ってくれてないのよ!と悲嘆にくれていました。

でもあれは、やっとヒーローマスクを脱いで、ほっとしてくつろいでた時間だったのね。

長年つらく当たってきたお詫びに、「ほっとできる場所」をがんばって作ろう!

と思ったら、

「そんなたいそうなこと、求めてないからね。
ただ、そっとしておいてほしいだけ。

あったかいお茶を飲みながら、スマホ見る時間があったら、それでいいだけだから」

そっとしておいてくれるだけが望みの夫・・・。
何と無欲なのでしょうか。

知るってほんとに大事です。

その人の言動の一つ一つに、その人なりの背景や理由があって。
でも見えるのは言動だけだから、ついその人の言動をとやかく言いがち。

見える言動の奥にある、見えない背景や理由を知ることで、
無用な対立を避け、理解や調和を生むことができる。

一つ一つ、理解をしてほどいていく日々です。

ちなみに貴大さんは、明想を積み重ね、エネルギー量が格段にあがったためか、「家でもヒーロー時間」がどんどん伸びております(笑)

ではでは、みなさまも毎日も”理解”あふれる日々でありますように。
笑顔いっぱい、エネルギーいっぱいでいてくださいね。

また来週お会いできるのを楽しみにしています(*^▽^*)










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