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4周年のタイミングでブルアカを引退する話

2021年2月にサービスが開始された「ブルーアーカイブ」。サービス開始からプレイさせて頂いたこのゲームの人気はとどまることを知らず、ついに4周年を迎えるまでの成長を遂げました。しかし、今回のブルアカフェスで発表された最新情報を見て、私の中で何かが静かに崩れ落ち、下がり気味だったモチベーションが完全に消え失せました。

せっかくなので、今回の限定キャラを引いて私は先生を卒業をすることにしました。今までありがとうブルーアーカイブ。

というわけで今回はブルーアーカイブを引退する今の気持ちを便所の落書き程度に残しておこうかなと思います。ブルーアーカイブが好きな方は見ないほうが良いと思います。ある程度オブラートに包んで書くつもりではありますが。

1.運営に対する不信感

これが一番なんですけどね。全く運営が信用できない。
私が欲しいのは補填ではなく、最低限の品質のゲームとその運営なんですよね

しかしながら、ブルアカの運営は数え切れないほどのメンテナンスの失敗や不具合を繰り返しました。ユーザへの補填の大きさには驚きましたが、メンテナンスの延長やその他の対応については俗に言うレシートのような長文の画像を使って公式Xからポストし、公式HPでは告知しないやり方を取っています。これはいわゆる検索避けのような処置で、あとからブルーアーカイブを始めたプレイヤーはこのような過去を後から知りにくくしています。もちろん公式以外にも情報はあるので、そこで知ることはできますが、少なくとも公式の情報から知ることは難しくなっています。こういうことには頭が回る運営ですよね。これが私の運営への不信の始まりでした

その後も運営は同じ過ちを繰り返します。私は仕事上ソフトウェア開発に携わる人間なので、不具合が発生すること自体はある程度許容するほうなのですが、現場経験があるからこそ、のんびり11時頃からメンテナンスを開始して19時頃に終わったあと不具合を出し、ユーザーが深夜まで結果を待つことを余儀なくされる事態にするのは許せません。よくこんなこと平然と四年間も続けられたなと思います。
通常は、メンテナンス後に不具合が発生する可能性を考慮し、深夜帯か、あっても日中帯にメンテナンスは終了し、その後不具合等でメンテナンスを延長したとしても、我々がプレイする夜の時間帯までにはメンテナンスを完了する、本来そんな段取りが計画されるのですが、ここの運営は自分たちの営業時間のことしか考えていないのか、結局メンテナンスの時間帯をずらすことすらしませんでした。なんなのまじで。

更には不具合が発生したときの言い訳も最悪で、特にユーザを驚かせたのはイベント「にぎにぎと ゆきゆきて」のテキスト翻訳問題で、その言い訳が「ローカライズ及びカルチャライズ段階で手を加えていた要素を排除した形でのシナリオテキストをお届けする」とかいう翻訳サボっていたことを新しい試み!とか言ってのけるセンス。一体どういうことなの。

不具合が出たときの現場は本当に大変です。早急に修正しなきゃいけないし、不具合が出た箇所だけでなくその影響範囲も見極めないといけない。時間との戦いでもあります。本来頑張る運営を応援したいところではあるのですが、打てる手を全く打たない運営を応援なんてできるかって話です。精神的疲弊を考えてメンテ終了を延長するみたいな告知も以前ありましたが、そんなの単純に入れ替え体制整えてないだけでしょとしか思えない。こういった点からもブルアカ運営はメンテナンスに幾度も失敗しているにも関わらずメンテナンスが成功する前提で計画を立てている。そして失敗しユーザに迷惑をかける。打てる手も打たずに。まじでなにやってるの。

2.行き詰まったようにしかみえないゲーム設計

ここで問題です。最後にブルアカのプレイヤーレベル上限解放が行われたのはいつでしょうか?

はい、正解は2024年の1月です。もう1年行われていませんね。これは4年間のブルアカ運営の中でも最長です。そして4周年でも上限解放はありません。多分レベルを上げられないんだと思います。育成素材は指数関数的に増加しているので、たった3レベル上げるだけども恐ろしいほどの育成素材が消えることになると思います。まあ別にそれはいいんだけれども。今の運営はそのバランス調整をする力がないのかなって思います。同じボス何度も登場させるバランス感覚だし。成長要素の苦し紛れの結果が制約解除決戦なんだなって捉えています。

また、ブルアカはボスが登場する際に前回登場時からの調整はあまり行われておらず、難易度を新たに追加する形で調整する方針にみえます。そういったことから、成長要素は主に新しい装備、新キャラ、愛用品であり、この成長インフレによってボスが攻略しやすくなる、そんな形にしているのかなと思います。そうなってくるとインフレはかなり気を使わなければいけなくなります。なんでかっていうとインフレが進むとボス難易度を追加する必要がある設計だからです。今回発表された新難易度「Lunatic」のように。生放送の悲鳴聞こえました?また、総力戦では低難易度から始めるので、私達はなんでこんな弱いボスとわざわざ戦わなきゃいけないんだ?という虚無を味わうことができます。そろそろ変えてもいいのよ?今回も変えてくれないけど。

こういった低インフレが続いていくと、ゲームとして面白くないんですよね。しかもボスの調整もさほど行われないので、似たボスが続くとまた同じことをするのかって感覚に陥る。そのようなことが無いようにインフレやボス調整によって以前とは違う楽しみを提供するもんだと思っているのですが、ブルアカ運営にはそういった調整能力が無いのかわかりませんが、ある意味同じことを繰り返すゲームになっていきます。やる気あんのか。

3.ブルーアーカイブはストーリーのゲーム

なんだかんだ言いながらも、ブルーアーカイブの良いところはストーリーの面白さ。内容的には王道そのものではありますが、私自身は王道が大好きだし、シナリオのテンポもよく中弛みも無いので、本当によくできていると思います。フルボイスだとなお良かったのですが、そこまでわがままは言いません。

しかしながらこのメインストーリーも年月が経つにつれて更新頻度が落ちていきます。なんと2024年に更新されたメインストーリーは「対策委員会」3章のみです。私のような浅はかな人間にはどうしてここまでメインストーリーの更新頻度が落ちたのかわかりませんが、まあわかるけど、メインストーリーが最大の魅力とも言われるブルーアーカイブ。そのメインストーリーがここまで更新頻度が落ちるのはもはや毎日プレイする価値を感じなくなってくるわけです。そして4周年のブルアカフェスではメインストーリー更新の発表は無し。ナンデナンダロー

いやいやデカグラマトンが来ただろ!って話はあると思いますが、デカグラマトンを入れても更新頻度落ちてるんですよね。というか周年にメインストーリーの更新ができないくらいには運営は厳しい状況に陥っていると受け止めています。

4.最後に

他にもクソみたいなUIとか、イベントの度にたくさんのクエストと条件クリアを消化させられたりとか色々ありますが、ちょっとここ数ヶ月のブルーアーカイブは楽しくプレイしているという感覚は皆無であったこともあり、今回引退を決意したわけです。

なんだかんだ4年もの間プレイをさせて頂いたので、愛着はありました。運営はクソだけれども、他のソシャゲと比較すると、ゲームとしては一定以上のものはありますし、現在でも高い人気を誇っています。キャラもかわいいしね。

ブルーアーカイブの今後の発展を祈っています。
ヒフミ(アイドル)とか来たらゲームを起動するかもしれません。


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