P5Rをやっとクリアしたので感想を書く(※注意:ネタバレ有)
ペルソナ5ロイヤル(以下P5R)をやっとクリアしました。
無印は昔クリアしていて、P5Rは発売日に買ったんですが仕事と育児で忙しかったのと、正直序盤の展開が無印とほぼ変わらなかったこともありダレて放置してたんですが、時間が取れるようになってきたのもありチマチマ進めてやっと昨日クリアできました。プレイ時間は120時間。無印も同じぐらいかかってた気がするので200時間近くプレイしてる。長い……
こんなに長くプレイしたことだし、クリアしたばかりで気分も昂っているので推敲せずに感想をダラダラ書き連ねようかと思います。
※注意
P5無印及びP5Rの結末までのネタバレを含みます。
追加要素が後半に偏ってて、無印経験者はまた1からクリスマスまで同じストーリーを進めるのが大変とか、新キャラが思った以上に後半しか使えないとか、その辺の不満点についてはまあ他の人がいっぱい書いてるのでわざわざ書くのはやめておくとして、追加キャラ、追加ストーリーに関してはかなり好みで良かったです。
芳澤かすみ(すみれ)に関しては正直中盤で死んだ姉妹がいるって設定聞いた時点で、将来有望な双子の姉妹が死んじゃって、親とかが落胆しないよう自分がその姉妹のふりをしてるんやろ~な~。でもそれ周りの人が気づかないのもおかしいかな…どうなんだろ…と勘ぐっていたので正体に関してはそうビックリしなかったんですが、明智の方の正体は全然考えてなかったので純粋にビックリさせられました。でも明智の最後がヘリの中でギュウギュウ詰めで終わるのはなんとかならんかったんか……
そしてエンディングがなんかやたらあっさりしてるというか、なんか爽快感に欠けるな~と思ったんですが、エンディング曲(僕らの光)を聞いたり、ストーリー思い返してみると逆にこういうエンディングじゃないとダメだよなーと思ったり。無印の時は悪党側を改心することにフォーカスされててあんまり意識しなかったんですが、P5は「喪失したり奪われた物は戻ってこないけど、反逆の精神を持って諦めず前を向いて生きて行く」物語だから、最高の仲間たちとの日々がこれからも続くぜ!サイコー!みたいな終わり方じゃダメなんだよね。みんなそれぞれ失った物があるし、未来のためにそれぞれの道も分かれていく、寂しいこともあるけど頑張っていこう、という締めがしっくりくる。そして明智の下りは怪盗団のみんなやすみれに向かって頑張って前を向け、挫けるなと主人公を通して激を飛ばしてきたけど、じゃあお前は明智の喪失を選べるんだな?っていう主人公(プレイヤー)に対する意地悪な問いでもあり、ペルソナというよりはメガテン的だなあと思ったり。
なんというか、たぶん追加部分の3学期は幸せなおとぎ話の世界なんだろうね。すみれのペルソナはシンデレラだし、丸木は願いを叶える杖を持った魔女を思わせるデザイン。パレスに出てくる敵はクトゥルー神話(本当の神話ではなくラヴクラフトが作った神話でありおとぎ話)の敵が多い。パレス攻略に失敗すると主人公は眠り姫(白雪姫)のように目覚めなくなる。
おとぎ話の世界で「幸せに暮らしました」とするのが幸せかどうか。
うーん考えさせられる……とはいえ我々は現実で生きて行かねばいかんので
必然反逆の翼を持って闘い続けないといけないのだけども。つらいつらい。
ゲームクリア後の熱量だけで一気に書いたので結構取っ散らかった感想になりましたが、とにかく面白いゲームでした。P5Sもやろうかなと思いつつ、P5Sは無印の続編なのでヴァイオレットいないのが寂しいので
もうちょっとほとぼり覚めてからやります…
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