イップス=下手?
ダーツをやってて、イップスになって悩まれてる方に
実体験から一番伝えたい事があります。
それは「イップス=下手になった」では無いという事です。
確かに狙った所にはいかない、動作がガクガクしてる、
冷や汗かきながら投げてる、周りの目が気になる、
隣の台の人に心の中で笑われてる気がする、
対戦相手に申し訳ない、そんな思いで投げてると思います。
しかしイップスは僕が考えるに、傷ついたCDみたいなもんで、
普通にそのCDをかけてみて、一曲目は普通に聞けて、
二曲目のサビ前で絶対に音飛びするけど、
三曲目にスキップしたら普通に聞けるみたいな状態だと思います。
なので、その二曲目の部分の傷をなんとか薄くしていって、
音飛びしないようにする、その作業が必要になってきて、
もしかしたら二曲目の曲がガラリと曲調が変わる場合や、
このCD、ロックやったはずやのに、全部ボサノヴァ調になってる!
って、言うぐらいの変貌を遂げる場合もあるけども、
そこさえクリアできれば、フォームの事で頭いっぱいにならずに
無意識で的にだけ集中して投げる事が可能になると思っています。
なので、今まで培った技術、経験が全部ゼロになるって事は
絶対に無いし、かつ、投げ続けている限り、その技術は
サビる事もないので、そこは安心してイップス克服に向けて、
どうしたらこうならないかだけを考えて、フォーム改造、
脳の認知をいかに直していくかにまい進してもらいたいなぁと。
本当になかなかすぐには戻らないですし、
自分も何十回目かの「これやぁ!」を繰り返しての今ですので、
「あわてない、あわてない。一休み、一休み」の
一休さんイズムで、ダーツライフを過ごして行きましょう。