Aマッソが優勝を諦めた瞬間。
ネット記事の切り抜きで申し訳ないんですけど、
確かAマッソのラジオでTHE・Wの最終結果待ちの時に、
審査員から「難しい・・・。好みになるかも・・」と
言う声が漏れ聞こえてきた時に、
加納が「あ、ないな」と思ったそうで。
それを見た時に「加納って客観視が出来てるんやな」と思いました。
今回Aマッソが最終決戦に持って来たのが
プロジェクションマッピング漫才なんですけど、
漫才の言葉遊びやお客さんの頭の中で想像させる事を
まんま背景で映像化させて笑いやすくしてるんですよね。
これって本当に客ウケだけを目的にしたネタだと思うんです。
今の時代、審査員も審査されてる時代でして、
ネタの客ウケや内容に対して、過剰または過少な評価だったりすると、
結構ネットで燃え上がる時代なので、以前の賞レースに比べて、
客ウケに比重が置かれてるような印象がありまして。
なので、Aマッソはこの漫才を持ってきて、
独自性、センスとかよりも客ウケオンリーで勝負して、
審査員を揺さぶって、獲ろうとしたんじゃないかな。
が、結果待ちの時に、審査員から「好み」ってワードが出ると、
そこから客ウケでの勝負がほぼ関係なくなるので、
「あ、ないな」ってなったんだろうなぁと。
芸人って他のコンビに対してどこに惹かれるかっていうと、
「自分には頭の中ひっくり返しても出てこない発想」に
強く感銘を受けるもんなんで、客審査じゃなくて、
芸人審査やったら、オダウエダが強いでしょうね。
オダウエダの二人以外に
誰がカニのストーカーの設定を思いついて、
それをネタまでに昇華できるというのでしょう。
なので、僕も予想は外れましたけど、今回の審査結果には
全く異論はないですし、本人達もそう思ってる事でしょう。
まぁAマッソはいずれTHE・Wは獲ると思うんですけど、
できたらコント二本で獲って欲しいなぁと思う所存。