
lOve in the Φ YTOL語り
10番目のアルバム、Φ。Jアルバムを10番目にしない(特別感を出したろやないかい!)ところが、何と言うかKinKi Kidsである。曲タイトルに使われている文字「Φ」の直線は斜めだが、その文字は機種によっては使えないようだ。曲タイトルだけでなく、アルバムのパッケージにも直線が斜めデザインのΦが使用されているのだが。
オリジナルライブは、コの字型のステージに二人が上がった状態から始まる。前半部分は二人共コの字型のステージに上がっている(なお、何時もとは左右が逆)が、後半は剛さんが下側中央に移動し、光一さんはコの字型のステージの中央に移動する。ボニバタや薔薇と太陽のオリジナルライブとは、上下の立ち位置が逆である。
光一さんが亀梨和也チャンネルにゲストとして登場した際に「右手の振り付けが多いからマイクを左手持ちしがち」と話していた。そして、この曲の振り付けが正にそうなのである。
サビの部分では、右腕を反時計回りに、何十度かの角度でカクカクと動かしていく。それから、人差し指から小指を揃えた状態で手から肘までのラインを地面に対して45度程度傾け、徐々に右下へとスライドさせていく。最後に、右腕を大きく時計回りに(上体もそれに伴って動く)ぐるりと回す。その一連の振り付けを「lOve in the Φ」の歌詞が登場する度に行っている。
前半部分では、二人はコの字型のステージ上で横並びで右腕を回す。後半部分では、前後かつ上下の位置で右腕を回す。肘から下の部分を露出した衣装の光一さんの筋肉を拝みつつ、ダボっとした衣装でも動きを制限されない剛さんのスキルに見惚れる。
曲のラストでは、なんか小学校の運動会で踊らされた「ソーラン節」みたいだなと感じた。更に言うなら、ニシンが掛かった網を引き寄せる動きと言うか。どの道、振り付けで右手を大きく動かしているのには変わりない。ニシンもきらめく☆ 英語が多めの歌詞も、早めの曲調も格好良ければ、振り付けも格好良い。それが、「lOve in the Φ」のオリジナルライブである。
いいなと思ったら応援しよう!
