シンデレラ・クリスマス　MＶ語り

　ファンからリア充扱いされるのが、シンデレラ・クリスマスのMＶである。ツンツンしたクリスマスツリーを背景に、ちょっとしたパーティーが行われる。画面はキラキラしていて、風船を使ったロシアンルーレットもやっている。
　クリスマスだけに衣装は暖かそうで、冷たい海風にも耐えられそうだ。屋外だからなのか、盛大に中身を吹かせている飲み物。金田一主任から「天使の溜め息と言うよりすかしっ屁扱いされたシャンパン」かと思ってしまうが、未成年だからシャンメリーか？
　初代金田一少年は、屁と言うことを躊躇わないアイドル。ブーブークッションで笑いを取り、時間制限無いにどれだけ「へ」と書けるかチャレンジまでするアイドル。むしろ、積極的に屁を弄っていくアイドルによる金田一主任は実現するのか。それを言いたいが為に、遠慮無く脱線もする。

　クリスマスのイメージなのか派手なMＶで、使われたクラッカーはかなり大きい。クラッカーもカメラに向けて放たれるが、液体に比べたら被害は少なそうだ。
　シンデレラ・クリスマスは、令和になってから後輩とコラボすることにもなる。若くて活き活きしたMＶと、芸能界に入ってから三十年は経過した（後輩の手本になる）大人の貫禄。それを見比べてみるのも楽しいMＶである。