僕は思う&ひとりじゃない YTOL語り
堂本光一ソロ曲の「僕は思う」と堂本剛ソロ曲の「ひとりじゃない」がセットになったオリジナルライブ。ソロ曲なので一人ずつ歌い、歌っている側の相方はカメラを回す。
本職のカメラマンによる撮影もされているが、相方目線の映像も撮影されている豪華なオリジナルライブである。
どちらの曲も、Aアルバムに収録されている。また、どちらの曲も講談社漫画が原作のドラマで使われたのだが、銀狼が封印作品になってしまった為にAアルバムで聴くしか無かった曲である。金田一少年の場合、一つの事件を除けば視聴可能。金田一少年の三十周年には、地上波で幾つかの事件が再放送された。また、金田一少年がパパになるからなのか、歴代ドラマが無料で配信される期間もあった。金田一少年つよい。
僕は思うを歌い上げる光一を撮影する相方。大人の落ち着いた声で歌い上げられる僕は思う。時に胸に手を当て、「君と包まれていたい」の部分では、抱き締めるような動きをする光一。これが長年アイドルを演じてきたサービス精神だ。口では何と言おうと、なんだかんだでこういうことをするベテランのアイドル。アイドルのプロだ。
歌い手が変わる際、カメラは共通なので受け渡しのシーンは本職のカメラさんによって撮影されていたものが使われている。カメラを受け取った後、なるべく相方をフレームアウトさせないようにしながらマイクを置く光一。相方と一緒に映りたがる光一。体重が増加していた時期の撮影なのか、顎の辺りのむちむちも映し出されていた。
相方が歌い始めてからは、「金田一少年と言えばカメラアングルが回るよね」と言わんばかりに動く光一。演奏をしているメンバーを映しつつ、相方の周りをぐるぐるしながら撮影した。足取りも楽しそうで何より。
そして、曲の終わりには相方正面から徐々に後退し、剛の左腕を前方に上げるポーズで歌唱は終わった。だが、堂本剛と言えば初代金田一少年である。初代金田一と言えば堂本剛である。つまり、相方の撮影するカメラが近付いたら、
「じっちゃんの名にかけて!」
と決めてくれるし、そのサービス精神でファンは尊死しかけたことだろう。気が合わないようでツーと言えばカー。流石は異脳同(堂)名である。