海の家がどうやって売上を伸ばしたのかの話が興味深かった
皆様こんにちは!
静岡県伊豆市にあります、天城湯ヶ島エリアに恋をしています
いのししことさとあやと申します。自己紹介noteはこちら👇
様々な場所で色んなお店が頑張っておられる。
私の母もそうだけど、飲食店を営んでいて(しかもコロナ禍にオープン)、飲食店は特に自分にとって目に付く業種となっている。
先日海の家を経営していたことがある人(しばらくコロナでやってない)からお話を聞いたのだけど、その方が携わってから売り上げがめっちゃ伸びたとのことでどうやって海の家の差別化を図ったか伺った。
1つ目は、タイムリーな商品の提供とトレーニング
海の家は多忙を極める。お客さんが覗いたり、商品に気になったりしてても、手が回らなかったりすることもしばしば。サービスの行き届かないお客さんに手が行き届くようにしたとのことだった。
「サービスが欲しいときに手に入る」この当たり前のことは、あまり当たり前にはなされない。海の家ではよくある。(海の家だけでなくよくある。)お客様で店が混んでいる時は「カレーはかけるだけなんですぐできますよ」というトークをバイトちゃんにも言えるように教えて、その都度適切なトークが出来るようにしたとおっしゃっていた。いわばトレーニングだ。
2つ目は、別のもので勝負するということ。
別の店で人気のある尖った商品を敢えて自分の海の家ではやらなかったと言っていた。逆にその他のメニューを“抜き出た美味しさはないけど、海辺の雰囲気が相まっておいしいと言ってもらえる味で揃えた”とのこと。このボーダーラインを下回らないのが大切なんだと教えてくれた。
観察して、徹底するってこと
友達から何気なーくもしこのお話を聞いたら「へーそうなんだー。売上上がってよかったじゃーん」と近況のように聞いてしまうことも可能なこの内容。実はすごい大切なこと言ってる。
誰もが感じたことがあるであろう海の家で感じた違和感。「なんか変だな」「こうなってくれたらいいのに」を丁寧に1つ1つひっくり返し模様を変えてゆく。この感じた違和感というのはいわば観察力なんだろうと思う。さらに小さな変化にも気づける繊細さ。その小さなひっくり返しの積み重ねが、店の空気や客層までも変えていく。
「店をどうにかしたい」という想いを持っている人はたくさんいる。そして全ての障壁を越えて「絶対自分が何とかする」まで持っている人は何%だろうか。
人間全員、その観察力や繊細さをもともと兼ね備えていると思う。鈍感になって閉じてしまってることは多分にあるけれど、絶対もともと持っている。
「どうにかするまでやめない」という諦めの悪さ、別名「貫徹」「徹底力」こそが、ただただ必要だというように見える今日この頃。
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