2021年なのでPrusaをいじろう
ブログだとはてなの方で写真とかのことを書いていたけど、あちらは筆が重くなりがち(実際ここ数年更新してない)だし、テックよりの話が浮きがちなので、こっちの放置してたnoteでパラパラと自分の最近触っているテック関係の話をかければいいかなと思う。それならこっちは写真に気を使わなくていいしね。
さて、Prusaというプリンタがある。
チェコにいるPrusaおじさんが作ったプリンタだ。コイツが紆余曲折あって我が家に1台ある。最高。
僕は2013年から4年間プリンタとか複合機の会社にいたので、プリンタさんには馴染みがある。。。といいつつ、コイツは紙に印刷するものではなく三次元の構造物を印刷するいわゆる3Dプリンタだ。こっちは馴染みがない。最高。
このPrusa i3 MK3だけど、いわゆるオープンソースの3ハードウェアというやつだ。つまり設計などは公式から公開されていて、コミュニティが存在していて、これ作ったぞーここは普通に使うとハマるぞーこういう使い方してみたぞー公式さんこれしてくれんかね、みたいなやりとりがされている。でも悲しいかな日本だと結構探すのに苦労する。。。なので自分も何か書いてみようとかそういうノリで今キーボードを叩いている訳です。
さてこちらが我が家のPrusa i3 MK3。
元々は大学院のみんなに使ってもらおうと、自費で購入して置いておいたものだけど、コロナ禍でキャンパスに立ち入りができなくなるので引き上げてきてしまった。完成品で購入し、使い始めて2年くらいになる。
3Dプリンタ自体を触り始めたのは2016年からで、その時も大学院にあったものを触っていた。その時のつたない記憶だけど、プリントするたびにとにかくいろんなトラブルが起こってその度に自分でメンテしたり、業者さんを呼んだりと、とにかく触るのが億劫になるくらい面倒な機械という印象しかなかった。しかしそこから自宅に3Dプリンタを持つようになるほど印象が変わったのは良くも悪くもその後に買ったPrusaのおかげだと思う。
トラブルは起こる、でも人を呼ばなくてもだいたい自分で解消できる。なのであまり面倒ではない。それがPrusaに対する感想だ。
さてそのPrusa、修理やメンテをする中で多少部品が入れ替わったりしているものの、今時点ではほぼ純正のまま使用している。どんな用途に使っているかというと、こんな感じ。
- 家のDIY部品の製造
- 林業用ロボットの部品製造
- 家の小物製造
- ロードバイク用の小物製造
その他もろもろ...
元々何か目的があって購入したものではないので、思いつくたびになんでも作っている状態だ。年末年始はとにかく家のDIYに力を発揮した。LED 照明のシェードを作ったり、2x4材と組み合わせると強力に部屋をいじれるというのが何より楽しかった。
メインで使用している材料はほぼPETG。1台しかないので材料をフィラメント交換をするのは面倒だし、PLAは種類があって面白いのだけど強度が不安だし、、、といろいろ考えていたらPETGしか使わなくなっていた。また台数増えたらわからないけど、ある程度丈夫なパーツなどを作りたい場面も多いので汎用性と強度でPETG。不満があるとしたら色と質感のバリエーションが少ないことか。。。どこかの会社さん面白PETGフィラメントを作ってください。。。
(上の写真はPLA)
元々メカ屋でもないし、造形系のバックグラウンドを持っている人間でもないので、Fusion360で設計も練習しながら24時間ずーっと何かしらプリントをしている、みたいな運用をしている。テレワーク最高。
お仕事はお仕事で別にあるので、寝る時間を学習する楽しみに変換して毎晩少しずつ練習してる状態で、欲をいえばもっと効率的にやりたいけど、そこは初学者のジレンマかな。まぁ楽しいからOK。将来これも何かの仕事に役立つでしょたぶん。
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