混乱に陥る甲板上。
すると深い霧が立ち込め、本当に幽霊船が現れた。

「おい、やばいぞ!」
「面白そうだね、ボクも混ぜてよ」

船首に立つのは、マリカに瓜二つな海賊の少女。

「おばあちゃん…なの?」
「キミ、マリエの面影があるね」

母の名を呼ばれ、マリカは確信した。
画像1

いいなと思ったら応援しよう!

夢を渡る小説家イーノ
アーティストデートの足しにさせて頂きます。あなたのサポートに感謝。