魔法が使いたくなったら
「しかし MPが たりない…」
「まじかよ… こんな時に!!」
仕事は時間や体力だけでなく、実はMPも消費している。
ゲームであれば、あらかじめ残量がわかりやすいのだけど。現実の世界では、後どれくらいMPが残っているのかはわかりにくい。
MPは気力のようなものだと思う。
タスク量や横槍の案件を想定して、スケジュールを見積もってみても、何故だか仕事が終わらないことがある。
時間や体力があっても、気力がないと仕事の進みは遅くなるので仕方がない。
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MPは気持ちの余裕やモチベーションによって左右される性質がある。
せっかく作ったものが無駄になったり、修正ばかりが続いてしまった時にMPが消費しはじめる。
更には、焦りだけが先行して、目の前のタスクを消化することに集中してしまう。結果的に視界がどんどん狭くななっている。弱音が溢れ出す。
これでは良い仕事ができるはずがない。
バッファの中には、MPが消費される可能性も知っておく必要がある。
逆に、MPがあれば場面をジャンプする魔法を繰り出すことができる。
クリエイティブなアイデアを生み出す時。
事態を整理して工数を短縮させる時。
仲間を勇気づけてやる気を出させる時。
攻撃、回復、関節。
全てはMPがあればこそできる。
MPは、時間、体力のリミットを超えた、第3の手段を生み出す源である。
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それでは、MPはいつ回復するのか?
繰り返しになるが、MPは気持ちの余裕やモチベーションによって左右される性質がある。
自分のテンションが上がるポイント知っておくこと。
目の前の作業だけでなく目的に立ち返ること。
冷静に周囲を見渡すこと。
人に相談すること。
適度に休憩すること。
etc..
ゲームみたいにルールがなくても回復できるところが、現実世界の良いところ。
もはや効率が上がれば上がるほどMPが溢れ出す仕組みになっている。
「MP MPって何回いうねん」
「しかし ここまで読んだらMPを意識せざるを得なくなった」
さぁMPを使ってやろう。
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