配信を続けてみて -オタドア2周年
2022年10月で OTAKU_DOORS #オタドア は2周年を迎えました。
配信を見てくださっている方ありがとうございます。
2020年からの配信イベントということでコロナ禍にはじまった配信イベとしては長く続けてる方になりましたが毎回40人前後の方に見ていただけておりとても幸いです。
情勢の変化と家庭の事情について
情勢の変化についてですが、やはりコロナ禍で移動は堂々とできなかったり会場に人数制限が残ってたりするものの、現地でのDJイベントもだんだんとできるようになってきました。
配信に参加してるメンバーも、現地のDJイベントでDJしたり、遊びにいったりとだいぶ情勢は回復してきたと言えるでしょう。
その一方まだ外に出れない、家庭や金銭・時間等の都合でまだイベント参加は厳しい、前よりは頻度を落とさなきゃならない、イベント復活期で遠征しないとイベントがないなど様々な事情があり、DJイベント・音楽イベントへの向き合い方がそもそも変わってきた人もたくさんいます。
オタドアが2周年ということは、コロナ情勢下での期間は2年半経っており、この期間は中学高校大学でいうところの「部活動を始めてから引退する」くらいの時間です。
つまり趣味であれば一つ始まって一つ終わるくらいの人もいます。
そうもなればいろんな事情はコロナ禍じゃなくとも変わるひとも少なくないと思います。
(転職・結婚とか土日休めない部署への異動とか…)
そういう人たちもDJ・もしくはリスナーとしても関わっていけるようにするには、配信イベントはまだまだ需要はあると思うのです。
どうしてもコロナ禍じゃなくても地方への転勤、金銭的な問題、家庭との兼ね合い(結婚生活や家事育児介護)、土日勤務などなどがあるとDJ文化に関わりたい全員が常に週末ののナイトデイのDJイベントに行けるかというとそうではありません。
そうなるとやっぱりこういう情勢が落ち着いてきても一定数需要があるのかな。と思います。
つながりが増えた
配信やっていることでわたしにも良い影響がありまして、今までつながってなかった地域の人とつながることができました。
結果として、いろんなところから声をかけていただき、現地でのDJ・VJ出演も数件いただきました。
各地でも今まで繋がってなかった人たちが繋がったり配信現場問わずいろんな組み合わせのオファーがあったりと面白い影響が出始めてます。
コミュニティやイベントに遊びに行くきっかけとして
イベントとして、メンバーが今では30人を超すかなり大きな規模になりました。
そんなにDJ増やしてどうするの?という考えもあるかもしれませんが、一ヶ月10枠以上やるとなるとたくさんDJいたほうが運営側としても楽ですし、定期的に新しいDJと出会うほうが視聴者も運営も楽しいと思うのです。
また、DJ間に意外な繋がりができたりとコミュニティとしても強く機能してると思います。
クルー制のイベントという形といえばそうなんですが今ではコミュニティとか箱として機能している側面が強いかもしれません。
たまーにスペースとかLINEで会話をしたりとか、あと現地で挨拶したりとかもあったのですが、やっぱり配信を一緒にやってると初対面でも話しやすいですし、「オタドアみてます!」ということで話しかけてもらえることもありました。
各地でのクルー同士、もしくはクルーとリスナーとのエンカウント報告もあったり意外な出会いも起こっております。
DJをやる/遊びに行くにあたって一番モチベになるのって「知ってる人がいる」という人も多いと思うので、そこで配信を足がかりにするのもありだと思います。
実際私は今のところ長い休みは取れないのですが、情勢が復活して長い休みが取れるようになったりしたら、西の方とかにも遊びに行きたい!という思いが強くなりました。
といったように自他問わずいろんなイベントに遊びに行くきっかけや新たな仲間と出会うきっかけにはなっているのかな?と思ったりします
DJの成長を感じられる機会が増えてきた
オタドアのDJですが、もともと上手かった人もかなり多いのですが、特に若手や初心者の伸びがすごいなと感じております。
回数が多い分いろんな番手やいろんなDJとの組み合わせが試せる、反応が文章として残る、などもあり自分のプレイを整理する機会としても役立ってると思うのです。
なによりも私自身が使える曲の引き出しが増えたり、実験的な選曲やつなぎを試したりすることができ、DJとしてのスキルは配信イベ開始時よりもだいぶ上がってきたと思います。これは他の方もそうだと思ってます。
(そもそも配信を通してより多くの回数自分のDJを見てもらいたいような人は伸びが早い、といえばそうなのかもしれません)
DJとして番手と持ち時間を与えて振る舞ってもらうのはもちろんのこと、Discordなどで会話してこの曲こうだよね〜ながら聴いてるのも技術向上に一役買ってると思います。
人気のコンテンツがしれたり、新しいプレイスタイルや選曲を模索したり。やはり聴く側としても勉強になることは多いと思うのです。
配信に積極的なDJは伸びが早いと思います。使いたい曲とそれに対する反応を集められる。人のプレイをじっくり聴ける。DJとしての試行回数が増えるなど。
現地とロケーションもやるべきことも違う。それはそうなのですが、配信でも経験値は間違いなく溜まってくるし、現場に出たときにちゃんとかましてきてるのをTwitterを通して観測したりしています。
なので、演習や実験的プレイの場としての配信枠も続けていきたい次第です。
現地イベントが増えてきてアニクラ界隈は元の姿を取り戻そうとしているところですが配信を行ってることにより現場でも面白い影響が出始めたり新たな出会いが生まれたりしています。
これからも3周年に向けて、全国いろんな人と頑張っていこうと思うのでオタドアを今後ともよろしくお願いいたします。