【ランダム単語ガチャ】聖火ランナー

お久しぶりです。

実はこのシリーズを始めたきっかけが職種の影響でして、接客で不特定多数と雑談をすることが多かったため、知識や語彙を増やしていきたいなと思ったからだったんです。
けれど、最近転職をして特に必要なくなったのでモチベが下がってました…。元々続ける能力も乏しかったですし…。

まあでも知識や語彙はどれだけあったって困らないですし、いろいろ知るのは楽しかったのでまたやっていこうと思います。

今回は「聖火ランナー」。
オリンピックのリレー形式のものが印象的ですね。

まず聖火リレーってオリンピックだけの儀式なんですかね。式典の始まりを祝ったり、平和を祈るものだったら他にもあるような気もします。

なんて思っていたら、オリンピックしか出てこない!

まず【聖火】がオリンピック発祥の地であるギリシャの故事にならって、ギリシャで採火されたものだそうです。

つまりオリンピックだけの文化なんですね。

聖火自体は1928年のアムステルダムオリンピックからあったのですが(第1回は1896年アテネオリンピック)、
聖火リレーは1936年のベルリンオリンピックから始まったものだそうです。

元々古代オリンピックにもそれらしきものはあったようですが、オリーブの枝を持ってオリンピックの開催を各地へ伝えながら開催場所へ向かうという理由だったみたいです。
今はみんなで力を合わせて創り上げていく平和のようなイメージなので、昔のような事務的な理由とは大きく違ってますね。面白い。

とはいえ、元々はナチス政権時代のベルリンオリンピックから始まったもの。継承には反対意見もあったらしい…。日本でもその意見は報道されたみたいです。

でもオリンピックを熱望したのはヒトラーではなく、カール・ディーム博士という方で、ヒトラーはむしろ無関心だったとか。

聖火リレーの考案理由も「武器を捨ててオリンピアに集まろう」という、当時のナチズムとは真反対だったから継承が決まったというのです。良い話!

んー、でも記事によってはナチスが力を誇示するために行ったものとも書いてありますね。
結局決定権は当時のリーダーであるヒトラーなのだから、その理由もあるのかもね。実際オリンピック開催のハンコをもらうには、トップが利益を得られると考えられなければならないし。

でも何にしても、今は平和のために行っているものだしこれからも続いていってほしいです。

そして記憶に新しいのは2020年の東京オリンピック。
この時ちょうどコロナ真っ只中で、聖火リレーがなんだかごたついていたのを思い出します。
参加予定だった多くの著名人が辞退してましたね。
当時すれ違うだけでも感染するなんて言われてたし、そりゃ怖いよなあ。

でも最終的には一般応募もたくさんいて、芸能人も走りましたね!
吉田沙保里さんや元メジャーリーガーのゴジラ、最終ランナーは大坂なおみさんなど賑やかでした!
YouTubeにも当時のダイジェスト動画を見ると、参加者も見物客も皆楽しそうなのが伺えます。

オリンピックに興味がなかった私でも、無事開催されるのかハラハラしてたので安心したと同時に勇気がもらえました。

ちなみに、みなさんは聖火ランナーに参加したことある有名人はどれだけご存知ですか?
私は全然知りません。なので調べてみました!
蛭子さんも走ってる!長野五輪で走ったようです。
TOKIOからは長瀬くんと松岡くん!2人でアトランタで参加してます。

最終点火者はやっぱりスポーツ選手なんですね。1988年のソウルオリンピックでは、スケートの伊藤みどり選手が最終点火者として参加してます。
日本人では無いけど、2018年平昌オリンピックではフィギュアのキムヨナ選手!世代だから歴代の最終点火者の中では1番知ってる名前でした。

一般人の参加方法は、聖火リレーのスポンサーそれぞれに応募するか、各都道府県の実行委員会へ応募するかだそうです。
しっかり応募理由や自己アピールの作文などを提出して選考していくみたいです。就職みたいだ…。

ということは一般人ランナーも、厳しい選考を乗り越えてきた猛者ばかりなのかも。
でもそれくらいの覚悟と根性が無ければ人前で結構な距離走れないですよね。

今年のパリオリンピックの聖火ランナーはどんな猛者が集まるのか…一般ランナーにも注目すると面白いかもしれません!

今回は結構な量になってしまったので、オリンピックのみの話題で終わってしまったけれど、パラリンピックの聖火リレーも面白いですよ。
採火場所が決まっているオリンピックとは違い、パラリンピックは開催都市が自由に採火場所を決定できるそうです。
2020年の東京パラリンピックでは、パラ発祥地のイギリスと日本複数箇所で採火したみたいです。もしかしたらみなさんのお住まいの地域で採火されてるかもしれませんね。

ぜひ調べてみてください!
ではまた。

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