ヨギボーの中身を2袋補充して花束みたいな世界が変わる【週報】
今週の週報です。
2025/01/05 世界が一変する
「買ってよかった」系のブログ記事を見てスピーカーがほしくなり、デスクに置く小さいのを買った。セールで1500円くらい。
これまでモニターに付いている小さいスピーカーで音楽を聴いていたのだけど、ちゃんとスピーカーを外付けしたら、同じ曲を聴いても今まで聞こえたことのない音がする。「えっえっ」って何度も切り替えて確かめちゃった。これまで全然低音が聞こえないまま満足していたらしい。
あの曲もこの曲もこんなに豊かな音があったのか! わー。大げさでなく、世界が一変した。仕事中によく聞いていたAppleMusicのエレクトロのプレイリストが、実は低音がかなりドンツクドンツクしていることを初めて知り「うるさいな」とちょっと思ったりした。世界が変わるのはいいことばかりでもない。
2025/01/06 弁論
こたけ正義感『弁論』を見た。15日まで無料。
芸人であり現役の弁護士である、こたけ正義感さんによる60分漫談ライブ。序盤は法律ネタや弁護士あるあるを次々繰り出し、後半は自身が広報を担当した袴田事件へと踏み込んでいく。途中、客席も声を失うような場面(警察によるあからさまな証拠の捏造とか!)もありながら、最後までしっかりエンターテインメントで走り抜ける様子は圧巻。すごい。すごいー。
こんなの無料で見ていいの!? と思ったので物販のTシャツを注文しちゃった。でも、無料公開で見てもらう意味もちゃんとあるのだ。15日までできるだけ広まってほしい。
2025/01/07 ANAZON
ニュースを見ていたら、高校ラグビーの様子が伝えられていた。ぼんやり見ていたら、選手がトライする場面の後ろで「ANAZON」という文字が映り込んでいた。ゴールポストに縦に書いてある。
ANAZON。なんだそのAmazonのモノマネ芸人みたいな名前は、と思ったら、引きの映像で「HANAZONO」って書いてあった。アップの映像で上下が切れていたのだ。花園のANAZONの部分。なんだANAZONって。
2025/01/08 なんでもかんて
『なんでも鑑定団』と「おどるポンポコリン」の歌い出しは、「なんでもかんて」まで同じ。
東畑開人『雨の日の心理学』を読みました。子どもの不登校、部下のメンタル不調、家族の介護など、突然始まってしまう「雨の日」にできるケアについて語られている本。
こうしたケアは臨床心理士などが専門家だけど、「雨の日」は急に始まってしまって、どうしても自分たちがやる場面がある。この本では専門家が扱う理論をわかりやすく解説して、具体的な方法まで落とし込んで解説してくれる。「ケアが先、セラピーが後」「環境を整えることが最優先」といった順番を意識するだけでも、事態が好転しそうな予感がします。
2025/01/09 ヨギボーを補充する
長年使っているヨギボーがぺったんこになってきたので、中身を補充しました。ヨギボーって中身だけ売ってるんですよ。僕も初めて知ったんですけど。
届いた2袋の大きさを見たとき「これ全部入るのかな……」と思ったら、余裕で入った。デイリーポータルZで目を付けたとき(3年前!)の姿にだいたい戻ってうれしい。
ちなみに僕のSNSアイコンの元ネタはこれです。「かわいいから絶対バズっちゃうどうしよう」と思ったけど全然であった。
2025/01/10 ああああみたいな恋をした
テレビで映画『花束みたいな恋をした』をやってた。「花束」の母音は「ああああ」なので、同じ韻のいろんな恋ができる。
ちなみに映画は観ていないのでどんな恋なのか全然わかっていない。
2025/01/11 予約が取れない店
「予約が取れない店」が評判だったりするけど、あれって1日1組しか予約を取らなかったり、店を週休4日にしたりしたら、人気とは関係なく全然予約が取れない状態はすぐに作り出せるんじゃないだろうか。
店主が全然電話に出なかったりするだけで「あの店、全然電話がつながらないんだよ」って人気店みたいになる。こういうメソッドを売るだけのコンサルをやりたい。「1頭からこれしか取れない部位なんです」って言って親指の爪すごくありがたがったりするんだ。
また来週です。