READYFORでキュレーター、実行者マーケ、支援者マーケと渡り歩いて思うこと
はじめに
この記事は、READYFOR Advent Calendar 2024の8日目の記事です。
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はじめまして。READYFORのデジタルマーケGに在籍している井上と言います。
数年前、WEB広告代理店から「社会貢献につながる仕事」を求め、この業界に飛び込みました。
これまでREADYFORでキュレーター、実行者マーケティング、支援者マーケティングという3つの職種を経験してきました。それぞれ異なる役割がある職種ですが、通じて強く感じたことは、どの職種でも「社会を良くすること」を目的にしているという点です。
この記事では、私がそれぞれの職種で経験したことや感じたことを共有しながら、最終的にはREADYFORで働く魅力や各職種の違いに触れていきたいと思います。拙い文章や浅い内容になってしまうかもしれませんが、私自身のキャリアの振り返りとしても、これを読んでくださった方にとって何かの参考になれば幸いです。
※本記事はあくまで個人な見解・感想を基に記載しております。
キュレーターとして
最初に携わったキュレーターでは、プロジェクトの実行者さんと一緒に、クラウドファンディング成功を目指しました。この仕事では、実行者さんとの密なコミュニケーションがカギとなります。ページ作成のアドバイスやリターン設計、さらには広報戦略に至るまで、伴走者としてあらゆるサポートを行うのが特徴です。
私が特に深く感じたのは、「実行者ファースト精神」の息づく職種であるという点です。目の前の実行者さんに成功してもらいたい気持ちが、時に自社の利益や自分の工数を優先順位の外に追いやってしまうほど強くなります。そこにはやりがいも多い一方で、押し潰されそうなプレッシャーや「もっと効率よく進める方法があったのでは」という葛藤もありました。
それでも、実行者さんの想いを形にするサポートに全力を注ぎ、プロジェクト成功の瞬間を一緒に分かち合った経験は、今でも忘れられません。
実行者マーケとして
実行者マーケティングは、READYFORでクラウドファンディングに挑戦してくれる実行者さんを見つけることが主な役割です。具体的には、新しい実行者さん候補を探し、商談につなげるためのリードジェネレーション業務を担いました。特定ジャンルを担当し、その分野でクラウドファンディングを検討してもらえる団体や個人を探してアプローチをしていました。
営業であれば当たり前のことかもしれませんが、この仕事で感じたプレッシャーは「新規顧客を開拓する難しさ」と「高い目標数値」を追い続けることです。特に、既存のジャンルにおいてリストの枯渇が見える中でどのように新たなカテゴリを開拓していくか、が本当に難しい課題でした。
この仕事を通じて、成果を数値で追うことの重要性、目標達成に向けたプロセスの工夫、そして挑戦する楽しさを得ることができました。
また、この職種では直接的に実行者が成功する様子を見ることは少なかったですが、「会社に貢献することが社会を良くすることに繋がる」という大きな目的につながる手応えを感じました。キュレーターとはまた異なる視座で、自分自身の業務がREADYFORの価値に結びついているという感覚を得たのが印象的でした。
支援者マーケとして
最後に現在も在籍している支援者マーケティングです。この職種では、READYFORで実施されているプロジェクトに多くの支援者さんを集め、支援をしてもらうための施策を企画・運用します。メルマガやSNSを利用した情報発信、サイトユーザーへのアプローチなど、具体的な業務は多岐にわたります。
自分にフィットしていると感じたのは、この役割ではデータに基づいてPDCAを回すことが求められる点です。施策の効果を見ながら改善を繰り返し、少しずつ成果が出てくるプロセスが非常に楽しいと感じました。一方で、インパクトの大きな成果を出すことの難しさや、すでに整備されている体制に新しさを加えるイノベーションの必要性も大きな課題で、そこは絶賛取り組み中です。
3つの職種を経験して思うこと
職種ごとのアプローチの違いとその面白さ
各職種を経験する中で感じたのは、「同じ目標に向かっているのに、そこに至るアプローチが異なる」ということです。例えば、キュレーターは実行者さんとの対話を重視し、その人たちを個別に成功に導くことにフォーカスします。一方で、実行者マーケティングと支援者マーケティングでは、広い対象を見ながら数値やデータを駆使して全体最適化を目指します。
特に面白いと感じたのは、目の前の「個」に注力するキュレーターと、よりデータドリブンな「全体最適」を目指すマーケティング職種の思考のギャップ。いずれの職種にも魅力があり、この2つの視点のバランスがREADYFORという会社の強みを形作っていると思います。
全職種に共通する「社会を良くしたい」という想い
READYFORで働く中で気づいたのは、どの職種であっても「社会を良くしたい」という想いが根底にあることです。キュレーターは実行者に寄り添うことで直接的に、マーケティング職は会社全体の成長を通じて間接的に、社会を良くする一助を担っています。それぞれの立場で順序や方法論は異なりますが、目的地が一つなのがREADYFORでの仕事の魅力だと感じました。
最後に
READYFORで経験したキュレーター、実行者マーケティング、そして支援者マーケティングといった3つの職種。それぞれで異なる視点やアプローチを学びましたが、振り返れば全てがREADYFORの掲げる「みんなの想いを集め、社会を良くするお金の流れをつくる」というパーパスと深いつながりを持っていました。
それぞれの職種で発見した強みや課題、アプローチの違いが全て自分の成長に繋がってると思ってますし、何よりもどの職種を通じても「社会を良くする」という想いがブレなかったのが非常に印象的でした。
今後もこの学びを活かして、自分自身がREADYFORの一部としてさらに貢献できる道を探したいと思っています。また、READYFORでの経験を通じて得た知見を自分のキャリアの次のステージにも活かしていきたいです。
今回の記事が、READYFORでの働き方に興味を持っている方や、同じような理想を持っている方の参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
他にも様々な記事が様々な視点で載るので、READYFOR Advent Calendar 2024、ぜひ引き続きご覧ください!