CBL 「売れる加工食品の開発」 開講しました。
2019年6月8日(土)CBL「売れる加工食品の開発」の第1回目・第2回目の講義が開催されました。
講師は、株式会社カンブライト 代表取締役の井上和馬(いのうえ かずま)氏が務めてくださいます。地域食材を活かした加工品の開発、製造、販売方法、小ロットからリスクを抑えて育てる収益化の考え方、農産加工事業の立ち上げとマネタイズ、を中心に学んでいきます。
今回の講義では、株式会社カンブライトで扱った加工品の事例や、事業内容などの自己紹介も交え、加工食品の基礎知識を始め、売れる加工食品に育てる開発の手法や、商品コンセプトの作り方についてご講義いただきました。
15年間、IT業界でシステム開発を経験されてきた井上さんが、食品業界に転向し、取り組まれているのが、共創ブランドでの販路開拓を目指した商品づくりと、製造の拠点づくり。「美味しい」は当たり前として、どんなフックを仕掛けた商品づくりをしていくのか。エンジニアらしくもあり、今の時代にあった「アジャイル型」で考える商品開発の手法を学びました。商品企画だけではなく、加工食品を製造するにあたっての基礎的な知識も学び、ぎっちりと充実した2コマでした。
次回、第3回・第4回目は6月22日(土)、丹波篠山市内の廃校を活用し、立ち上げを始めた加工所で、実際の商品試作を実施し、商品化へのブラッシュアップを行います。どんなターゲットに、どんな食材を使った商品をつくってみるか?グループに分かれて話し合いを進めています。
試作を経て、第5・6回ではエレベーター・ピッチも作成いただく予定です。食の分野で、なにか事業を立てたい、ビジネスをしたいとお考えの
皆さんのアイデアがどのような形になるのか、楽しみです。
PHOTO GALLERY
カンブライト さんが実際に商品開発に関わられた商品をご紹介いただき、試食もさせていただきました。
「おいしいのは当たり前」という言葉に一同納得。1個1000円以上する缶詰も・・・。