CBL「売れる農産品の企画開発」スタート!
CBLの第3弾,「売れる農産品の企画開発」も今日から始まりました。講師を務めてくださるのは,篠山のとなり京都府京丹波町で有限会社篠ファームを経営される高田成(みのる)さん。46年間のビジネス経験の中で,園芸作物を中心に,卸売・小売・輸入と,川上から川下まで全ての流通に携わって来られました。
経営理念は,「ものづくりにこだわり創意工夫で顧客満足と農業活動で地域活性を行う。」ことであり,地域活性が目的ではなく,ビジネスを行なった結果,地域が活性することを常に目指しておられます。
現在は,中山間地域で農業を営む多数の零細農家と連携し,ハバネロを始め,市場価値のある珍しい野菜を契約農家に生産してもらい,それを篠ファームが全て買い取る形で,主に飲食店に販売しています。
規格が重視される市場流通では,生産者の負担ばかりが大きい割に手取りが少ないという実体験を元に,流通に合わせるのではなく,生産者に合わせることを第一に考え,販売の工夫を重ねることで活路を見出します。「非常識にこそ,ビジネスチャンスがある」と高田さんは語ります。
本日は,日本の農業の現状や,篠ファームのビジネスモデルを学び,高田さんが出演された「ルソンの壺」をみんなで見ました。次回から,いよいよ具体的な手法について学んでいきます!
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受講生は8名
46年の言葉の重み
質疑応答