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セミナー「食と農の流通とマーケティング」開講しました

2018年7月14日(土)、神戸大学大学院農学研究科 教授の小野雅之先生による「食と農の流通とマーケティング」セミナーの第1回目となる講座が開講されました。

本セミナーでは食品や農産物の流通をご専門とされる小野先生から、流通の仕組みがどうなっているのか、マーケティングを行う際の注意点をお話いただきます。


第1回目は、これまでの商業者を挟んだ流通の仕組みや、昨今の直売所での流通の仕組み、その効率性と非効率性とを具体的に示していただきました。私たち消費者は、間にいる商業者を抜いた方が安くで良いものを手に入れられる、と考えがちです。しかし、商業者がいるからこそ生産者と消費者を結ぶ取引が効率化されて、費用が抑えられる、ということもまた事実です。

”From farm to table”
農場から食卓までを結ぶ流通は、社会を円滑に動かす重要な役割を果たしているからこそ、どのような商品・サービスを扱って、どのように消費者まで流通させるかが重要になります。

流通の役割を説明していただいた後、商品・サービスを「財」とまとめ、いろんな種類の財の特徴を説明していただきました。財が持つ特徴によって流通経路が変わる、その流通経路を決めることがマーケティングなのかな、と考えた受講生の姿も見られました。小野先生の説明を聞きながら、受講生は皆それぞれ、具体的な商品やサービスを頭に思い浮かべているようでした。

次回以降は、流通の基礎的な理論とマーケティングについてのご講義をいただき、実際に篠山での商材を事例としてワークショップを行う予定です。
第2回目以降もお楽しみに!

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流通の仕組みを図示してくださった小野先生のご講義は「分かりやすい」と人気!

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実際の商品を思い浮かべながら、熱心に受講される様子

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楽しく、分かりやすいご講義をいただき、ありがとうございました!

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