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野口英世の『失敗』を『学び』に変える術

探偵団ミッション
『探偵団ミッション 失敗の裏に隠された謎をあぶりだせ』
2011年11月26日 野口英世の『失敗』を『学び』に変える術


「失敗」って好きな人いますか?
失敗するといや~な気分になってテンションが下がりますよね・・・。
私なんて失敗だらけ・・・( ;∀;)
でも、その失敗から学びを得て、次に活かすことができればどうでしょうか。

そうなんです。
今回のこどもイノベーター塾では、子供たちが失敗から学ぶ方法を勉強したんです。
えーっ、私も子供の時からそんな方法教えて欲しかった!

まずは、にゃんたの失敗から学びます。
『にゃんたは、朝寝坊をして大事なサッカーの試合に遅れて、みんなに迷惑をかけてしまいました。』
さて、どうすればよかったのでしょうか。

まずは、その失敗の理由を“ハコ”と“矢印”をつかって、みんなで考えます。
にゃんたは目覚まし時計をかけていたようです。
???隠された他の理由があるようです。

「ねむ気がすごかったから」(小2)
「寒かったから布団から出るのがいやだったから」(小4)
「めざましだけで起きれると思い込んでいたから」(小3)
次々と子供たちが理由を考えて発言します。

「なるほど~。じゃ、その理由をなくす(消す)にはどうしたらいいかなぁ。」
と先生がたずねます。

「部屋を全開にして寒くする」(小3)
「ふとんの中より部屋をあっためる」(小4)
「めざましだけじゃなくて、ママに起こしてもらう」(小2) カワイイ(^^

理由(原因)をはっきりさせて、それを消す方法を考えた・・・フムフム。
あ!解決策になってる!
子供たちはいとも簡単ににゃんたの失敗から解決策を導いたのです。

さぁ、解き方を習ったところで、やってきました“今日の難問コーナー♪”
「野口英世の失敗」 
小1から中2までの子供たちに野口英世さんですか?先生…(焦)。

先生は、文字で書かれた野口英世の説明を丁寧に読んで解説していきます。
その失敗とは、留学前にみんなに出してもらった多額のお金を自分の送別会で
使い込んでしまったというものでした。

そこで先生が
「しつもんです。さて問題はなんでしょう。」
ウッ!予想外の質問が飛んできました。問題は何??
子供たちも「えっ??」「う~ん」と少し戸惑いながらも頭をフル回転させます。
まずは、問題自体が何なのかをはっきりさせるわけですね。
「お金が減っちゃった」(小3)
「留学資金を留学せずに使っちゃった、ひどい」(小3)

「なるほど!じゃ、その理由は何かな?」と先生。

「お金がありすぎて油断しちゃった」(小6)
「楽しくなっちゃった」(小2)
「お金を貸してくれた友達に感謝しようとしたらつい使いすぎた」(小4)

理由がわかると、それを消す方法を考えて…解決策にする。
・ちっちゃなパーティだけにしとく
・そもそもパーティをひらかない
・パーティに使うお金はわけておく
・言葉とか、お金を使わないもので感謝する
・安い店の食べ放題券をつかう 

こんなにたくさんの解決策が子供たちから出ましたー!!
野口英世さん、こうすればよかったようですよ(笑)。

失敗は嫌なもの?楽しいもの?
偉業を成し遂げてきた科学者には、「失敗」はないそうです。
何度も何度もうまくいかなかったことを次に活かすことができるからです。
子供のころから論理的に考える力をつけて解決策を見出すことができるなら
失敗もそこから学ぶことで成長することにつながるんですね!

こどもイノベーター塾はそんな未来の子供たちに大事な「生きる力」を育ててくれます。

これから起こる失敗も学びに変えて、前へ前へと進んでくれたらなと思う、
一人のハハでした。

                         Koromo


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