この舞台は発射台 / innovationGO FES 2021 (なるる) #Season2
12月26日、MAKEコースの集大成。innovationGO FES 2021が開幕しました。
11月7日にキックオフ、12月12日にはプレゼンテーション(中間発表会)、そしてついに行われたinnovationGO FES 2021(以下:FES)。
このnoteでは、
1・innovationGO FESでは何をするの?
2・やってみてどんなことを感じた?
を書いていきたいと思います。
FESは1日かけて行われる、innovationGOの中でも最大級のイベントです。
ここでは、冒険先の地域パートナーさんや、クリエイティブチームのGRAND SLAMさんなども集結し、一緒にinnovationGOを盛り上げてくれます!
そこでは、MAKEコースに参加したU-18が自分の「やってみたい!」を発表します。もっとも多くの「やってみたい!」への共感・納得・応援を得られたU-18はinnovationGO大賞2021を受賞します!
ここからはFESの大きな流れに沿って書いていきますね。
午前の部では、赤・黄・青ブロックに分かれて、予選会を行います。この予選会にて、各ブロックから2名ずつ、計6名のファイナリストが選出されます。
予選会では、U-18は緊張している様子を見せながらもそれぞれの取り組みを一生懸命に発表してくれました!
(自分の「やってみたい!」に向き合って、得られた学びを話すU-18@予選会)
(発表をした後、いいねポーズをするU-18@予選会)
それぞれのブロックに地域パートナーさんもおり、発表したU-18へ暖かいコメントを贈ってくださいました!
午後の部、一発目に用意されているのがinnovationGO Final presentations。午前の部での予選会のあと、各ブロックからファイナルプレゼンテーションで発表する、ファイナリストを選出しました。
ファイナルプレゼンテーションでは、ファイナリストに伴走してきたメンターからの応援コメントをもらう場面があります。U-18と大学生メンターの絆を感じる場面でした!
(大学生メンターから応援コメントをもらうファイナリスト)
予選会とはまた違う雰囲気に若干の緊張している様子を見せながらも、堂々とファイナルプレゼンテーションを行っていきます!
(つくりたい未来を紹介するファイナリスト!)
そうして、6名のファイナリストのプレゼンが終了し、投票の時間になります。
大賞が決まるまでの間、innovationGOのプログラムに関わった人たちが「今しかできない冒険を語る」GO FES Talksが行われました!
GO FES Talksでは、innovationGOが2021年度に新たに始めた武蔵野美術大学とのつながりinnovationGO to MAUの参加者による発表やinnovationGOの魅力を現役高校生の視点から広報する高校生メンター、昨年度の大賞受賞者による進捗発表が行われました!
(U-18とモデレーターの大学生メンター)
innovationGO to MAUというプログラムを通じて、美術大学という場所にどういう印象を持ったのか、どういう変化をU-18にもたらせてくれたのかを語りました。
(高校生メンターとモデレーターの大学生メンター)
高校生メンターの発足の経緯や、高校生メンターという活動を通して学んだことを発表してくれました。
高校生メンターのことを知りたい!と思った方はぜひ、こちらもご覧ください!
(昨年度の大賞受賞者の進捗状況の発表)
innovationGO 大賞を受賞すると、「やってみたい!」の実現のための、運営チームによるサポートが大賞受賞者への賞品として贈られます!1
昨年度の大賞受賞者は、どのような「かたち」で「やってみたい!」の実現に動いたのか、その1年を発表してくれました。
GO FES Talksのあとは、innovationGO大賞2021 受賞者の発表!
(大賞が発表される前の緊張の一瞬)
6名のファイナリストは、誰が選ばれてもおかしくないほどレベルの高いプレゼンテーションを披露してくれました!全員が固唾を飲んで見守る、そんな緊張の一瞬です。
そして、innovationGO FES 2021の大賞は、
(innovationGO FES 2021の大賞受賞者が決定!)
innovationGO FES 2021の大賞受賞者は、パッションフルーツの魅力を全国に届けたいという「やってみたい!」を発表してくれたU-18に送られました!
(大賞受賞者のプレゼン!、グラレコは、Akita Graphic Recorders!のみーさんです!)
他のファイナリストたちによるプレゼンの内容、GO FES Talksの内容などは、innovationGO FES webページのArchivesより、グラレコにてご覧いただけます!ぜひ、ご覧ください!
こうして大賞も決まり、大団円で終わったinnovationGO FES 2021。ここからは、大学生メンターとして参加していたなるるの感じたことを書いていきたいと思います。
U-18の「好きやワクワク」「やってみたい!」が良い意味で爆発している瞬間にこんなにもたくさん出会えて、正直びっくりしたというのが率直な感想です。
大学生メンターとしてU-18に伴走をし続け、U-18のinnovationGO FES 2021に至るまでの経過を見守り続けてきました。その過程で、「今のアイデアをやってて楽しくないです。もっと、楽しいアイデアをやりたい。」と打ち明けてくれたU-18もいました。
その子とメンタリングをする中で、「どうして楽しくないのか」「どうしたら楽しくなるんだろう」と問いを重ねていき、最終的には別のアイデアを作り上げるという瞬間にも立ち合わせてもらいました。
そういった「好きやワクワク」「やってみたい!」に向き合った結果、生まれたドラマはどのU-18にもあったのではないかと思います。
だからこそ、「やってみたい!」を存分に発表できるinnovationGO FES 2021という場で、U-18の「好きやワクワク」「やってみたい!」が良い意味で爆発したのだと思います。
U-18の内側から存分に湧き出てきた「好きやワクワク」「やってみたい!」の発表を聴くと、自然と「このアイデア面白いな」とか「応援したい!」と思ってしまいます。そして同時に、「僕もこんな感じで『好きやワクワク』『やってみたい!』に熱中してみたい」と刺激を受けている自分もいました。
U-18の「好きやワクワク」「やってみたい!」は、誰のためのものなのでしょうか。もちろん、それはU-18自身のためです。
けれど、U-18の発表を聞いて、「自分も挑戦してみたい」と刺激を受けた人、「この子を応援したい!」と思った人。U-18の発表が中心となって、波紋を広げ、その波に揺さぶられた人たちのための発表でもあると思うのです。
U-18はそんなこと意識してないと思いますが、結果的にU-18の発表はみている人たちに影響を与えたことは確かだと思います。
(innovationGO FES 2021集合写真)
U-18の「好きやワクワク」「やってみたい!」は、決してinnovationGO FESで終わりということにはならないと思います。
この舞台は発射台。U-18の「好きやワクワク」「やってみたい!」は、ここから求心力をもって、進んでいくのだと思います。
それが、innovationGO FES。
なるる