仲間とともに、やってみたいをかたちに/Season4 MAKE編を終えて
こんにちは!運営チームのみやです!
ワクワクをみつけるFIND編と、アイデアをかたちにするMAKE編で構成される、オンライン探究プログラムinnovationGO。
今回は、8月末から9月中旬にかけて実施したMAKE編についてのレポートとして記事をまとめています!ぜひ、ご覧ください!
0. はじめに
まずは、FIND編のおさらいからです。7月から8月にかけて実施したFIND編では、沖縄県那覇市・福井県越前海岸・長崎県東彼杵町・愛知県豊田市・秋田県男鹿半島の5地域をフィールドワークしました。地域のひと・もの・こととつながり、チームで未来をつくるアイデアを考えることに挑んだFIND編でした。
さて、続くMAKE編は、3つの内容で構成されています。
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1. クリエイション
フィールドワークでみつけたやってみたいアイデアを、プレゼンテーションに向けて整理する
2. メンタリング
オープンチャットとZOOMを使って、innovationGOメンターとアイデアを整理したり深めたりする期間。
3. プレゼンテーション
メンタリングで磨き上げたアイデアを、地域を案内してくれたローカル・ナビゲーターに発表する。
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FIND編のフィールドワークを経て、今度はチームではなく、ひとりひとりがアイデアを考え、磨き上げることに挑戦したMAKE編。それぞれの内容についてご紹介します。
1. クリエイション
MAKE編の冒頭に行ったクリエイションでは、自分が参加したFIND編のフィールドワークをふりかえり、改めて印象に残ったことや、感じたワクワク・モヤモヤを言語化しながら、未来をつくるアイデアを整理しました。
U-18ひとりひとりが、どの地域をテーマにするかや、アイデアの方向性などを考えたことで、その後のメンタリングでアイデアを磨き上げていくためのよい準備になりました。
2. メンタリング
アイデアを整理したクリエイション後のメンタリング期間には、U-18とメンターがそれぞれ3人ずつの計6人で構成された3つのゼミに分かれて活動しました。
ゼミ内では、さらにU-18とメンターがペアを組み、LINEのオープンチャットや、Zoomを使いながら、メンタリングを行いました。
メンタリングでは、つくりたい未来の考え方や、アイデアとつくりたい未来とのつながりなどを確認します。MAKE編では、冒険した地域をテーマに一人一つアイデアを考えるので、自分のやってみたいや、こんな未来がつくりたい!という気持ちが大切です。メンターはそれぞれ、U-18の想いを確認しながら、アイデアを磨いていきました。
わたしにとってメンタリングで印象的だったのは、U-18のアイデアがぐっと深まる瞬間があったことです。
最初は、抽象的な言葉が多かったり、アイデアの要素が多かったりすることがあります。メンタリングでは、様々な伝えたい魅力の中でも特に伝えたいのはどこなのか、色々あるやってみたいことの中でも特に推したいポイントがどこなのかを一緒に確認することで、U-18の考えがぐっと深まる瞬間があります。
この瞬間がメンターにとっての醍醐味なのではないかと思いました。
3. プレゼンテーション
最後に、プレゼンテーションについてです。まずは、U-18が磨き上げ、プレゼンテーションしたアイデアをいくつか紹介します。
「farTOR(ファートル)」地域:長崎県東彼杵
東彼杵で農家さんが後継者になりたい人とつながり、耕作放棄地がなくなるという未来を作るために、東彼杵のゲストハウスに、農家さんと農地を引き継ぎたい人がつながる掲示板をつくるというアイデア。
「よりみち男鹿ツアー」地域:秋田県男鹿半島
男鹿に住む高校生が男鹿に愛着を持つ未来をつくるために、地域の人と男鹿を歩いて人とのつながりや作物の作られ方など当たり前を再発見するというアイデア。
「愛農ロックフェス」地域:秋田県男鹿半島
農作業で汗を流す楽しさを多くの人が知っているという未来をつくるために、田んぼを舞台に身体を動かすロックフェスを開催するというアイデア。
ほかにも、FIND編で冒険した地域をテーマに様々なアイデアがありました。どれも、U-18がinnovationGOで地域を冒険して気づいたことや、やってみたいから発想したアイデアで、聞いていてとてもワクワクしました。
フィールドワークにてお世話になった5地域のローカル・ナビゲーターの皆さんからも、自分の地域を越え、他の地域のやってみたいに対しても、たくさんの応援メッセージをいただきました。
終わったあとの放課後タイム(=参加任意で交流や雑談ができる時間)には、U-18たちから、「他のU-18が考えているアイデアをすごいと思った!」「一緒に続きのアクションをしてみたい!」「次は自分の地域を案内したい!」などと盛り上がる場面もあり、MAKE編を通じての、U-18同士の仲間としてのつながりを感じられる時間になりました。
こうして幕を閉じた、MAKE編。
終了後のアンケートでは、
「自分でなにかを変えるアイデアを出していくことが新鮮で刺激的だった。視野が広がった!」
「アイデアが未熟でも、言葉にすることで、みんなが反応してくれることを知り、以前より積極的に発言できるようになった!」
「全国各地から集まった志の高いU-18のみなさんは、私の仲間でもあり、先生でもありました。みなさんの思考力、判断力、伝える力はすごく、吸収することばかりでした!」
など、自身の変化や感想の声をいただきました。U-18にとってさまざまな成長につながったと同時に、ともに冒険する仲間からの刺激や学びも大きかったことが印象に残りました。
地域のひとものことと出会い、仲間とともに、やってみたいをかたちにしてみた経験が、それぞれのさらに次のアクションにつながることを期待しています。
みや