見出し画像

2歩目に必要なこと / innovationGO Season2をふりかえって(なるる)#Season2

2021年のおよそ半年かけて走り切ったプログラムinnovationGO Season2。
FINDコースからMAKEコースまで、このnoteで振り返っていきたいと思います。

このnoteでは、
1・FINDコース Season2を振り返ると
2・MAKEコース Season2を振り返ると
3・Season 2を振り返って
を書いていきたいと思います。

アセット 33@4x-80

FINDコース Season2では、全国6つの地域を巡り、地域のひと・もの・ことに出会うことでU-18の「やってみたいかも?」をみつける冒険に出ました。

2021年 7月18日に行われたキックオフをもって、FINDコースはスタートしました。

FINDコースは、週末の日曜日に行われていました。U-18は平日は学校。週末はオンラインで全国6地域を巡る冒険。

その6地域のラインナップはこんな感じです!

全国6地域のラインナップ(FINDコース Season 2)
1・大崎下島(広島県)
2・長浜(滋賀県)
3・糸満(沖縄県)
4・宮崎(宮崎県)
5・米子(鳥取)
6・白川(福島県)

この6地域に冒険した魅力とは「新しい出会い」があることだと思います。

例えば、この6地域に「旅行」しても、美味しい料理や美しい景観を巡ることができます。

けれども、FINDコースの「冒険」が「旅行」と違うのは、「地域でチャレンジする大人から全国のU-18と一緒に話を聞ける」という点です。

地域でチャレンジする大人との出会い。U-18が普段生活している地元を離れ、冒険の中で出会った大人たちはみんな「好きなこと(やりたいこと)で、生きていく」を体現しているような人々でした。

一緒に冒険している仲間は、全国から集まったU-18。住んでいる場所も違うし、普段やっていることも違う。学校とも地域のクラブ活動とも違う、もっと広いつながりをFINDコースという場で体験できたと思います。

地域でチャレンジする大人や、全国から集まったU-18との新しい出会い。そして、もう一つ重要な新しい出会いは、新たな自分との出会いです。

日常を離れた週末の冒険を通じて、U-18は自分が今まで感じることのなかった新しいワクワクを体験することができました。

「地域に愛されるパン!食べてみたい!」「抹茶の世界、面白い!」そういったワクワクは、まだ見つけられていない新しい自分を見つけることに役立ちます!

新しい出会いは、週末の冒険で。

そんなことを感じたFINDコース Season2でした!

続いては、MAKEコース Season2を振り返っていきます。


アセット 34@4x-80

MAKEコース Season2では、FINDコースで冒険した6つの地域から1つを選び、U-18の「やってみたい!」をかたちにします。U-18の「やってみたい!」は、innovationGO FES 2021で発表を行います。

こちらもFINDコース同様キックオフをもってスタートしました。MAKEコースキックオフは、11月7日に行われました!

MAKEコースは、FINDコースとは違い、どこかに冒険へ出かけることはしません。既に冒険してきた地域の中から、U-18の「やってみたい!」のきっかけとなった地域を選びます。そこから、U-18が考える未来をつくるアイデアをかたちにしていきます。

では、MAKEコースにおける冒険とは一体なんなのでしょう。

僕は「やってみたい!をかたちにするという過程が、冒険そのものなのだと思います。

改めてですが、冒険の意味は

冒険(ぼうけん)とは、日常とかけ離れた状況の中で、なんらかの目的のために危険に満ちた体験の中に身を置くことである。あるいはその体験の中で、稀有な出来事に遭遇することもいう。
(Wikipedia:冒険から引用)

MAKEコースには、火を吐くドラゴンも、危険な洞窟もありませんので、「命を脅かすような危険はない」です。

ただ、U-18にとって「やってみたい!」をかたちにするということは、それだけ自分の気持ちに正直にならなければいけないという気がします。

それは、火を吐くドラゴンを目の前にして撤退するかあるいは戦うか危険な洞窟を奥まで探索するか諦めるかを決断するときの冒険者のように自分の心に向き合います。

MAKEコース Season 2の大学生メンターをしていて、U-18が自分の気持ちに向き合って、決断をして「やってみたい!」をかたちにしていく姿を見ることが度々あります。

innovationGO FES 2021のnoteにも書いているのでご覧ください。

(このnoteの「②やってみてどんなことを感じた?」に書いてあります)

U-18は普段の生活とは違う状況のなかで、自分の気持ちに向き合いながら、成長していく姿は、とても美しい冒険のように感じました。

続いては、innovationGO Season2全体を振り返っていきます。


アセット 35@4x-80

innovationGO Season1のフェス!は、2021年の3月でした。そこから、およそ3〜4ヶ月後にすぐに募集が開始されたinnovationGO Season2。

怒涛の勢いで始まったinnovationGO Season2には、大きな特徴もありました。例えば、高校生メンターというチームができたこと

彼らは、Season1のinnovationGOに参加してくれた子たちで、「innovationGOの魅力を現役高校生の視点から伝える!」を胸に活動してくれています

このチームは、運営主導で作ったチームではなく、高校生が主導でつくってくれました。

彼らが「innovationGO楽しい!」とSeason1で思ってくれたからこそ考えたのだと思います。

詳細については、ぜひ彼らのnoteを!各冒険先の感想も書いてくれているのでそちらもご覧ください。

(これは、高校生メンターの一番最初のnote!)

FINDコースの新たな出会いも、MAKEコースの自分と向き合う期間も、高校生メンターというチームも、Season1の土台があったからこそ、十分にできたのではないかと思います。

着実に一歩ずつ進んでいる感じがします。そして踏み出せた二歩目。

最初の一歩には勇気が入ります。初めてのことも多いから。では、二歩目に必要なのはなんだろうか

きっと、一歩目を見届けてくれた仲間と共に歩み出せること


なるる

<この記事を書いた人>
なるる。武蔵野美術大学造形構想学部に在学中。innovationGOの運営をするi.clubでインターンをしており、大学生メンターとしてinnovationGOに関わる。普段は、社会とデザインをどう結びつけるか、を考えている。森や川、海、山など自然の創り出す空気が好き。実は・・・なるるが本名ではない。


いいなと思ったら応援しよう!