私が今感じる、innovationGOという場の価値。(しばゆき) #Season2
innovationGOが始まって、2年目が終わりました。
これまで、プログラムに参加したU-18はもちろん、大学生メンター、高校生メンター、ローカル・パートナーの皆さん、様々な形でこのプログラムに関わってくださった、多くの方々がいます。
最初からの方も、途中からの方も。
かくいう私、この記事を書いている人も、途中からinnovationGOに関わった1人です。私は、Season2からinnovationGOの運営チームに仲間入りしました。きっかけは、Season1のFESを観覧したこと。
オンラインで、ここまでできるのか。
と、驚かされた圧倒的ワクワク感が、私の好奇心をとてつもなく駆り立てたのでした。
今ではinnovationGOの運営チームとして、プログラムのメイン・ナビゲーター(進行役)に加えて、参加者とのコミュニケーションや、参加者のサポートをする高校生メンターのマネジメントを担当しています。
プログラムに関わって1年。
私が今感じる、innovationGOという場の価値について。
それは、innovationGOが手触り感ある未来をつくるアイデアが生まれる場であることです。
「手触り感ある未来をつくるアイデアが生まれる場」とは?
私なりに説明していきたいと思います。
innovationGOでは、イノベーションを「未来をつくるアイデア」と定義しています。そして、全国から集まったU-18が全国各地を冒険し、イノベーションにチャレンジすることをオンラインで考えます。
もう少し詳しく説明すると、フィールドワークで得た原体験をもとに、未来がどうなっているとよいか「つくりたい未来」を考え、それを実現するため手段としての「アイデアを発想」します。こうして、誰のどんな価値観に変化を起こすのか、そして、どうやって起こすのかという「未来をつくるアイデア」を形作っていくわけです。
共通の原体験でも、着眼点が異なれば、生まれるアイデアも三者三様。しかし共通して言えるのは、どれも手触り感ある未来をつくるアイデアだということ。
フィールドワークで出会ったひと・もの・ことに、参加者自身の「やってみたい」を重ねるからこそ、自分ならではのアイデアになります。そして、それこそが、手触り感ある未来をつくるアイデアなわけです。
さらに、innovationGOではそのアイデアの数にも注目です。
innovationGOはFINDコースとMAKEコースの2つがありますが、U-18はFINDコースではフィールドワークごとに6~8チームに分かれてアイデアを考え、MAKEコースではコースを通して1人で1つのアイデアを深めていきます。
FINDコースは各回7つ程度のアイデアとすると、42のアイデア(7アイデア×フィールドワーク6回)、MAKEコースでは20名程度の参加者がいるので、20のアイデア。概算ではありますが、一つのSeasonで60以上の未来をつくるアイデアが生まれるわけです。
そして、生まれるアイデアはプログラム中に参加者同士で共有することで、お互いに新たな気づきを与えます。つまり、innovationGOではたくさんのアイデアに接することで気づきが得られ、それがまた別の手触り感ある未来をつくるアイデアが生まれることにもつながるのです。
以上が私が感じた、innovationGOという場の価値についてです。
Season3ではどんな手触り感ある未来をつくるアイデアが生まれるのか、今から楽しみでしょうがありません。
そして私にとって2年目となるinnovationGOで、どんな新たな気づきを与えるてくれるのかを。
しばゆき