メンターとして走り続けられた理由。 / 大学生メンター対談(みや×なるる)#Season2
大学生メンターのなるるです!
innovationGO Season2が2021年12月26日のinnovationGO FESをもって、無事に終了することができました。
innovationGO Season2 については、こちらの記事で感想を書いています!ぜひ、ご覧ください!
そして今回のnoteでは、innovationGO Season2で大学生メンターをしてくれたみやさんに「大学生メンターとして何を感じ、何を学んだのか」について対談をしてみました。最後には「来年度の大学生メンターに一言」を書いてもらっています!
全国の大学生のみなさん!ぜひこの対談を大学生メンターの応募の参考にしてみてください。
このnoteは
1・みやさんの自己紹介
2・大学生メンターになろうと思ったきっかけ
3・参加してどうだった?
4・みやさんのチャレンジ
5・未来の大学生メンターへ
6・対談を終えて
という構成になっています。
大学生メンターとは、innovationGOでU-18の「やってみたいかも?」をみつけ、「やってみたい!」をかたちにする活動をしています!12名の大学生メンターが活動をしています!
大学生メンター特設WEBはこちら!
では、さっそく大学生メンターのみやさんとの対談へ!
なるる:今日は、FINDコースとMAKEコースの両方に参加してくれたみやさんに「大学生メンターってどんな感じだったのかな」などをざっくばらんに、対談していきます!
みや:よろしくお願いします!
なるる:早速なんですけど、みやさん自己紹介してもらってもいいですか?
みや:はい!岡山大学経済学部2年生のみやと申します!出身は、兵庫県の神戸市で、今は岡山県で一人暮らしをしています!
なるる:ありがとう!よろしくお願いしまーす!!
なるる:それでは、色々と聞いていきたいと思います!
なるる:みやさんは、そもそも大学生メンターになろうと思ったきっかけはなんだったんですか?
みや:まず、innovationGO Season1で大学生メンターをしていたまっきーさんから紹介していただきました。私は、「イノベーション」に興味を持っていたので、このプログラムは「イノベーションを勉強できる機会になりそう!」と思って、大学生メンターになろうと思いました。
(↑こちら、まっきーさんのnoteです)
なるる:「イノベーション」に興味を持っていたんですか?
みや:私は、大学外の勉強会で起業家さんの話を聞くことも多く、イノベーションというものにもっと触れてみたいと思っていました。だから「U-18へのサポートが楽しみ!」というより「イノベーションを学びたい!」が先にあった感じです。もちろん、U-18へのメンター活動のワクワクもありましたが!
なるる:「自分の学びに対しての好奇心もあった」と「メンター活動へのワクワク」という状態で、特に自分の学びへの好奇心が応募への後押しにつながったっていう感じなのかな。
みや:はい!そんな感じです。
なるる:FINDコースでは未来をつくるワークショップのファシリテーションであったり、MAKEコースではU-18の「やってみたい!」のチャレンジをサポートすることが大学生メンターの役割でしたよね。イノベーションに対して興味を持ちながら、実際やってみてどうでした?
みや:プログラムの中で、U-18にイノベーションというものを噛み砕いて説明していて、イノベーションを生み出していくプロセスをU-18が自分に落とし込みながらアイデアを作っているのを見て、私も勉強になりました。
なるる:イノベーションというものへの理解が少しずつ深まる感じ?
みや:そうですそうです。私はすごく勉強になって、楽しい〜って感じでした(笑)
なるる:それは良かった!実際にやり始めてからは、「イノベーションへの学び」と「U-18へのメンター活動へのワクワク」の好奇心に変化はあった?
みや:最初はやっぱり、「私がいろんな地域を見てみたい!」とか「イノベーションを知りたい!」というのが強かったんですけど、回を重ねていくごとに、「U-18の学びを引き出したい」とか「U-18が『やってみたいかも?』と言えるものをみつけたい」と思うようになってきて大学生メンターとしての「自覚」と「責任」が出てきたと思うんです。
なるる:いいワードが出てきた!大学生メンターとしての自覚と責任というのは何なのでしょう?
みや:例えばFINDコースって「地域に関しての情報をインタビューを通して得る」インプットの時間と、「未来をつくるアイデアを発表する」アウトプットの時間があると思います!
なるる:ありますね。
みや:私の中では、アウトプットの時間に向けてつくりたい未来を考えるところがU-18の「気づき」が生まれやすい瞬間だと思います。その「気づき」の言語化をサポートすることが大学生メンターの大切な役割のような気がします。
なるる:なるほどね。U-18が感じたことをどう言語化していくのか、それをサポートするのは大学生メンターとしての責任感みたいなものを感じるときではあるよね。
みや:あとは、U-18が地域で活躍する人たちの活動を見たときに、「こういう活動をやってみたい!」とか「こういうことなら地元でもできるかも?」みたいな、「自分だけのかかわりしろ」を持ってもらえることも大事だと思っています。いわゆる「自分事」みたいなことはワクワクする上で一番大切だと思うんです。だから、私が地域の話にワクワクするだけではなくて、そこにU-18のワクワクポイントも想像してあげられることが、自覚を持つということなのかなと思います。
なるる:めちゃくちゃいい話ですね!一方で、今言ってた自覚と責任を実行していくのは結構難しいですよね。
みや:それは、もう試行錯誤の連続でした!積極的に話してくれる子ばかりではないし、アイデアもすぐにポーンと思いつくわけでもないし、大変でした。
なるる:そういう試行錯誤は、楽しかった?
みや:大学生メンターは全国から参加していて、それぞれにファシリテーションの個性があるんです。プログラムの終了後とかにも振り返りをして「U-18からどう学びを引き出せるだろうか」とか「雰囲気づくりはどうするのか」とディスカッションをしました。そういうことを通じてお互いに学びあえましたね。それが、次のプログラムでワークショップをするときに活かしていくことが出来るのでありがたかったです!
なるる:その試行錯誤を重ねて、それが実を結んだときは嬉しかったですか?
みや:嬉しかったですね。最初は話しにくそうにしてた子が、徐々に積極的になって思っていることを言語化してくれたこととか、そういうのを見ると「よしっ!」と思いました!。
なるる:各回のプログラム後のアンケートにも、U-18は「大学生メンターがのファシリテーションに助けられた!」とか書いてあって、大学生メンターの試行錯誤がちゃんとU-18にも届いていると思うんだよね。
なるる:みやさんは、innovationGO Season2で冒険をした大崎下島に実際に行ってたと思うんですけど、どういう経緯で行こうと思ったんですか?
みや:Season2の初回の冒険だったと思うんですよ。初回っていうこともあって、自分の中で冒険先に対する良い意味の衝撃があって、「楽しそう!、行ってみたい!」と思ったんです!すごくワクワクしてたんだと思います。
(↑ぼく(なるる)が書いた大崎下島のnoteです)
みや:岡山に住んでる自分にとってはそれほど遠い地域というわけでもなかったので、プログラムが終わってすぐにホームページからアポイントメントとって、大崎下島に行きました。
なるる:すごい行動力ですよね。初回のU-18もまだ緊張しているような中で、すぐに行動に移して「実際に大崎下島行きました〜」っていうのはU-18にとっても大きな刺激になったのではないかなと思います。
みや:あのときの行動力は、今考えてもびっくりしています(笑)。あのときを逃したら、行けてなかったと思います。面白いと思ったし、そこから出てくるU-18の話にも刺激を受けて、ぜひ行ってみたいと思ったんですよね。
なるる:ちなみに、冒険先のどういうところにワクワクしたんですか?
みや:少子高齢化や過疎化という言葉をよく聞くけれど、きちんと「自分事」として捉えたことはなかったんですね。一方で、大崎下島では近い世代の人が、まさに高齢化や過疎化について「自分事」として取り組んでいる。そこに衝撃を受けて、同時に何か私も関わってみたいと思えるきっかけになりました。
なるる:なるほど。「自分事化することは、ワクワクする上で一番大事」というさっきの話に繋がっていきますね!
なるる:そろそろ時間なんで最後の質問に移ろうと思います!大学生メンターって、全国から集まっているし専攻分野も色々で、たとえば文学、理工、教育、国際、観光、芸術、みたいなものから、みやさんみたいな経営経済みたいなものまで。ぜひ、これからも色んなバックグラウンドの人に参加してもらいたいんです!そこでぜひ、未来の大学生メンターにメッセージをお願いします!
みや:U-18と大学生メンターと、みんなで一緒にワクワク出来る場所だなって思っています。それをまずはちゃんとアピールしたい(笑)
なるる:大切なところですね!
みや:最初プログラムの詳細を知ったときは、「U-18の活動をサポートするから、縁の下の力持ち的な役割なのかな」と思っていたんです。けど、実際やってみると、私たち大学生メンターもちゃんと楽しいし、サポートしているっていう感覚ではないんですよね。なんか本当にみんなでつくりあげている感覚に近いような気がします。
なるる:確かにね。文字とか説明だけ見るとサポートなんだけれど、やっている方も、主体的に参加できる場であると思うんだよね。だからこそ、U-18の熱い思いに直に触れて、大学生メンター側が逆に刺激をもらってみたいなことはあると思う。
みや:それに、色んな人に出会える場なんですよ。全国のU-18とか、大学生とか、地域で活動する人とか、私は大崎下島の人にも会えましたし。そういう中で、U-18と一緒にワクワクするっていうのが主な活動です。だから、大学生メンターの活動内容はワクワクすることだと思っています!
なるる:それ良いですね!ワクワクして、そのワクワクをかたちにして、最高の活動場所です!
なるる:ということで、大学生メンター対談はこれにて終了したいと思います!本日はありがとうございました!
みや:ありがとうございました!!
拍手!!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
みやさんは、とても熱く好奇心旺盛なメンターです。プログラム中はその熱で、U-18に笑顔と安心感を届けていました。
innovationGOでの大学生メンター活動を通して、U-18の感じたことを言語化することの責任と、大学生のワクワクを持ちながらU-18のワクワクを想像するというメンターの自覚が生まれたと話してくれました。
そういった自覚と責任を持ちながらも、みやさんは「私たち大学生メンターもちゃんと楽しいし、サポートしているっていう感覚ではない」と語ります。この言葉には僕も強い共感を覚えました。
大学生メンターも主体的にワクワクしながら取り組むからこそ、サポートっていう感覚ではないんだろうなと思います。
それが、みやさんが大学生メンターとして走り続けられた理由なのではないかと思うのです。
なるる