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「自分だからこそ」が価値を生む(あいこす/8)

先月5月末に、キュリー株式会社さんが主催するオンラインでのサマープログラム合同説明会に参加しました。この合同説明会は、中高生やその保護者を対象として、様々なサマープログラムの運営団体や主催者が登壇するフリートーク形式の説明会です。

私はinnovationGOを代表して登壇し、プログラムの紹介プレゼン、他団体さんの登壇者とのトークセッションをしました。

今回参加したことで得た学びはたくさんありましたが、一番の学びは「自分が伝えたいこと」「自分だから伝えられること」を考えると話しやすくなるということです。

この気づきは、特にプログラムについてのプレゼンテーションをしてみたことで実感しました。

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正直私はプレゼンの経験が多くはありません。説明会に向けてプレゼンの準備を始めた時、かなり試行錯誤しましたが、最初は全く上手くつくれませんでした。その原因は、そもそもプレゼンを通して何を伝えたいのかを自分自身が理解することができていなかったからでした。

プレゼンをつくっている時に、「これってプログラムのウェブサイト見ればいいじゃん。このプレゼンの意味ある?」と自分でも感じてしまった瞬間がありました。最初につくったプレゼンをチェックをしてもらった時にも、ウェブサイト以上の内容や自分ならではの内容があると良いとアドバイスをいただき、そこから改めてプレゼンを作り直しました。

自分がこのプレゼンで参加者に伝えたいことは何か、そして自分だからこそ伝えられることは何かを整理して、またプレゼンをつくりました。

そうして出来上がった当日のプレゼンは、最初のものと比べるとだいぶ良くなり、今の自分が伝えたいことを伝え切ることができたと思っています。

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今回の気づきは、プレゼンだけではなく、noteなど文章を書くことに対しても同じだと考えます。

例えば、伝えたいことは何かを考えると、書くべき内容が整理されてより読みやすい文章を作れたり、自分だからこそ伝えられることを考えて書くことで、その記事の価値は高まるのではないかと思います。

ここで思うのは、自分の伝えたいことをいきなり考えるのではなく、やはり自分だから伝えられることは何かから考えることが大切なポイントではないかということです。

整理されて綺麗な文章を書きたいだけなら、AIに書かせた方が上手です。今回のプレゼンも、プログラムの紹介という部分だけ見れば、ウェブサイトを見てもらうだけでも、十分プログラムの紹介にはなったと思います。

しかしそれでは、せっかく説明会に参加してくれている中高生に興味を持ってもらうことは難しかったと思いますし、エントリーまで繋げることもできなかったと思います。

noteでもプレゼンでも、自分だからこそ伝えられることを考えることで、”自分”がそれをやる意味が生まれ、受け手にもより良い影響を与えるのではないかというのが今回の大きな気づきです。

これからも私だから書けるnoteを書きたいと思いますし、7月から始まるプログラムでも私だからできることを考えて、よりinnovationGOを盛り上げていけたらと思います。

あいこす

<この記事を書いた人>
あいこす。青森県中泊町出身。埼玉大学教養学部所属。大学ではヨーロッパ文化を専攻。インターンを通してイノベーションについて学習中。楽器演奏が趣味。最近はライブや演奏会など、生音で聴く音楽の良さを再認識。

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