innovationGO dream(なるる/13)
12/18(金)に、innovationGOに参加してくれているU-18と大学生メンバーとで、オンライン進路交流会「innovationGO dream」を行った。
会は2時間。参加してくれた高校生は3名だった。けれども、その3名の満足度はとても高かったのではと思う。
innovationGOの意気込みや感想を書く、innovationGO baseでは、その3名からinnovationGO dreamが「とても役に立ちました」や「いろんな情報を得ることができてよかった」「とても内容の濃いものでした」と書いてくれた。
一方、大学生メンターも「高校生の進路に向かう姿勢に励まされた」や「高校生のためになれたならよかったー」「高校のことを振り返ってみるいい機会になれた」と書いてくれた。
こんなにもU-18の3名の満足度が高かった理由として、大学生メンターの圧倒的な安心感があったのではないかと思う。
3名から発せられる、「成績を上げるためには?」「学びたい分野ってどう決めればいい?」「勉強の仕方がわからない」というリアルな質問の数々。
こんな質問でも答えてくれそうだという安心感が。その質問に対して、丁寧にしっかり答えてくれそうだという安心感が。
きっと、伝わっていたんだと思う。
前半は、参加してくれた大学生五名とインターンの僕ら2名を合わせて7名が、3名の話を聞いていく。
それぞれの経験談から出てくる話に対して、ときにU-18の3名はメモを取りながら真剣に聞いていた。
後半は、U-18の希望に従って、U-18の進みたい分野・興味のある分野で実際に学んでいる大学生メンターとのグループに分かれて話すことにした。U-18一人と大学生たちでグループを分けをした。
僕は、当日の進行としてグループ分けだったり、会全体のタイムマネジメントをしたりする必要があるため、あえてどのグループにも入らず、全てのグループをカメラもマイクもOFFで巡回していた。
このときの僕の胸熱といったらない。冗談ではなく、泣きそうになってしまった。
グループに分かれると、U-18のみんなはまた前半とは違う目の輝きを見せて、目の前の大学生メンターに自分の想いをぶつけている姿があった。
大学生メンターも、人数が少なくなると、innovationGOで磨いたファシリテーション能力で話をより聞き出して、どのグループも話題が絶えていない様子だった。
前回の記事でも書いたが、最近はやらなくてはいけないことが多くて仕事をこなしていくことだけで精一杯になってしまっていた。
けれども、自分はこの交流会を本当にやりたかった。
innovationGO baseでは、U-18と大学生との交流に限界がある。どこかでU-18と大学生が交流できる会を設置したい。
そのために用意してきた企画だった。例え大変な状況下であっても、企画として最後まで走らせたかった。
そんな中、U-18が最後まで楽しんでくれていた。U-18の中には、「時間的に途中で抜けさせてください」という話もあったが、会の途中で僕が時間大丈夫?と聞くと、もっと聞きたいですと言って、最後まで一度も抜けることなく聞いてくれた。
本当に最高の時間だった。
やってよかったと思わせてくれた。
自分の企画したことで、人が喜んでもらえることがこんなに嬉しいことなんだと思った。
きっとこれからの人生でも、僕はあの瞬間を何度も思い出すだろうと思う。
けれど、この会は僕一人で出来たわけではない。この会に携わってくれた大学生メンター、参加してくれたU-18、暖かく見守ってくれた小川さん、神田さん。
関わった一人ひとりに感謝をしたい。
本当にありがとうございました。
なるる
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