仕事ができる人とは(なるる/2)
代表の小川さんが、僕の作った資料にフィードバックをしているとき、こんな話になった。
「仕事のできる人は、思いやりのある人。そして、クライアントの一歩先に行ける人。」
目の前のタスクを「終わらせるだけ」なら簡単だ。なんの思考もなく、なんの学びもないけれど、だらだら手を動かしとけばいつか終わる。
ただ、そういうとき仕事のできる人は一味違う。
「この資料は見やすいかな」
「この資料は、誰でもコメントや編集がしやすいだろうか」
「次、仕事をする人が効率よく仕事をするためには、何をしてあげられるだろう」
こんな質問を自分に問うだけで、仕事を「終わらせる人」から仕事が「できる人」に変わる。だから、仕事が「できる人」には、次の仕事とクライアントや仲間からの信頼が寄せられる。
単純に早く終わらせるだけではない。
チームやクライアントのことを考え、「全体の生産性を上げるためのエンジンになること」「そうなるためにどうすれば良いか考えること」。それが、真に効率よく仕事をする人であり、「仕事ができる人」と呼ばれるのだと思う。
思いやりを持ちましょうなんて、使い古された言葉だけど、使い古される理由がある。
そんなことを感じた。
なるる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?