見出し画像

大学生と高校生の交流/(ゆきりん/11)

12月18日。大学生と高校生が交流する、innovationGO dreamを開催した。

先日、大学生メンター同士で振り返りをした際に、高校生と交流する機会をもっと増やそうという意見が出たことがキッカケだった。そこで今回、交流も兼ねて、高校生のこれからの進路について、話し合う場をつくることにした。

私は高校時代、大学とはどんなものなのか、どんな生活をしているのか、周りに大学生が少なく、よく分かっていなかった。学校では、大学について、先生と面談をすることはあったが、やはり壁があり思ったことを素直には話せなかった。

しかし、私が高校の時に参加したイノベーションサマープログラムでは、大学生と仲良くなることができ、進路の相談にも乗ってくれる場面があった。やはり、周りに相談できる大学生がいることで、安心感があるし、歳も近いため、どのように受験に挑んだのか、参考になるところが多かった。

これまでのinnovationGOのプログラムでは、こうした進路について私たち大学生とU-18とで話す場面も少なかったので、進路交流会を開き、高校生の悩みに少しでも力になれたらと考えた。

当日集まった高校生は3人だったが、学校終わりにも関わらず参加してくれたことがとても嬉しかった。3人とも共通していたことは、やりたい事がよく変わってしまうということだった。

確かに私も高校時代は、あれも良いんじゃないか、これも興味あるかも、と決まらないことがあった。しかし、それは何にでも関心があるという良い事でもあり、決してひとつに決める必要もないのではないかと大学生になった今感じている。

大切なことは、興味や好きなことを見つけて、それを追求するための大学を選ぶこと。そして、今できることに何にでもチャレンジすることだと、大学生のアドバイスにあがった。

どうしても好きなことより、資格が取れるからなどといった選び方をすることが多い。しかし、好きなことでなければ続かないし、なぜ自分が好きでもないことを学んでいるのかわからなくなる。また、本当に自分はそれが好きなのか、考えることも大切である。

今回アドバイスした大学生メンターも多種多様な受験期を送っていた。私も他の大学生メンターがどのような高校生活で、今どのような勉強をしているのか知らなかったので、改めてお互いのことを知れる良い機会となった。

高校生活は、人生で最もと言っていいほど、これからどうしたら良いか悩む時期でもあるし、先が見えにくい時期だと私は思う。

だからこそ、innovationGOはもちろん、高校の課外活動などを通して、自分の好きを見つけて欲しいと思った。とにかく、何にでもチャレンジをすることを意識して欲しいなと思っている。

そして、そんなU-18が大学生になったときには、次は後輩たちに進路のアトバイスをしてほしいと思う。

ゆきりん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?