チームを動かす(ゆきりん/9)
最近、チームを動かすことの難しさを日々感じている。
そもそも「チーム」とは、所属している一人一人の持つスキルや能力を掛け合わせることで、個人だけでは解決できないことも達成可能になる。
一方で「グループ」とは、目的のために集まった人々の集団であり、一人一人の成果を合計したものがグループの成果になると思う。
今回innovationGOを運営する上で、学生メンターとして求められているのは、大学生グループではなく、大学生チームとして進めることだ。そして、それが良いチームである必要もある。では、どのようにしたら良いチームになれるのだろうか。
良いチームかどうか判断するには、何かを成し遂げる上での効果や効率だけでなく、チームのメンバーがどれだけ満足し、学習できたか、が基準となると勉強したことがある。
こうした勉強もその立場になることで、改めて確認できた気がする。でもそれ以上に、先日のinnovationGOの振り返りミーティングで、一番忘れてはいけない、大切なことを教えていただいた気がした。
それは、チームに感謝することである。
私はチームに指示をした時、「ありがとう」と伝えていただろうか。
振り返ってみると、「〜をよろしくお願いします」しか言っていない気がする。それだけでは、メンバーは満足して行動できないし、ただ作業をするだけでは、学習も少ない。また、リモートでチームを運営する現代は、想いがより伝わりにくい。そんな中でどれだけ感謝が伝えられているだろうか。
私も何かをする時、感謝を伝えられると、モチベーションも上がり、チームの一員として、行動できたことに嬉しさを感じる。感謝がパフォーマンスやモチベーションの向上に繋がる。
指示に応えてくれることは当たり前ではない。
チームを動かすためには、良いチームである必要がある。そのために、感謝の気持ちを伝えることを忘れずに、頑張っていきたいと感じた。
ゆきりん
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?