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香水のイノベーション(ゆきりん/18)

最近、私は知り合いに香水のプレゼントを貰った。

あのCHANEL No.5だった。

とっても嬉しかったが、私は今まで香水を付けなかったので、ちょっと緊張した。

この香水は1921年に「女性を感じさせる、女性のための香水」として発売され、100年かも愛されているとても有名なものである。

この香水が似合う、1歩大人な女性になるために、この歴史のある香水について調べてみた。

16世紀から19世紀までのヨーロッパでは、宗教的な理由や病気になりやすいと信じられており、入浴は良くないものであった。その為、香水は体の消臭として発達していった。

一方で、シャネルNo.5が発売された頃、ココ・シャネルは「香水をつけない女性に未来はない」と述べていた。洋服やメイクだけでなく、香りにまで気を使うことで、はじめてその人のオシャレが完成するそうだ。

今まで、人々は、香水とは体の消臭をするものだと思っていた。しかし、これからは、人々がオシャレをする時に使うものへと価値観が変化したのである。

これぞ、イノベーション!だと感じた。

また、あのマリリン・モンローは、「夜寝る時、何を着て寝ますか?」という質問に、「シャネルNo.5を数滴」と答えた。

この事がアメリカでは、大きく取り上げられ、今でも、マリリンの香水をくださいと買い求める方がいるそうだ。香水が寝る際につけられるものにもなったのである。

身近に潜んでいるイノベーションは意外と沢山あって、調べたり深く考えたりしてみるととても面白いなと思った。

私もこの香水で、ココ・シャネルやマリリン・モンローにちょっと近づけるかな?


ゆきりん

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