フィンガーライム 栽培記録 2019年 3月
こんにちは👋😃
大阪·北摂で有機、無農薬農法で
野菜や果物づくりを楽しんでいる印乃里です。
今日も熱帯果樹担当のイデが、
フィンガーライムの栽培記録をお伝えいたします。
さて、2019年の寒い寒い2月が過ぎて、
少し春めいてきた3月のお話しです。
冬の間に寒さで弱り葉っぱを落としていた苗達でしたが
3月に入って少し様子が変わってきました。
品種によってタイミングに違いはありましたが、
新芽を出し始めたんです❗
以前にもお伝えしましたが、私は完全なる素人ですので
最初は新芽がわかりませんでした。
丸坊主になった枝から茶色い点が見え始めて、
「ゴミ?なんかの虫?!」と
パニックになったのを覚えています。
その茶色い点が少しずつ膨らんできて、
若葉を広げた姿を見たときには
不覚にも涙が溢れそうになったのを覚えています。
冬が越せるのかがわからずに、
枯れるかもしれないという不安な毎日でした。
案ずるより産むが易しと言いますが、
苗は枯れたのではなく眠っていたようです。
少しずつ各苗から新芽が伸びだした3月半ばに
苗のポットを大きな物に替えました。
5年生苗は1メートル以上もあり、
購入時より根がポット内にパンパンに張っている状態でした。
お譲りくださった社長も、
「なるべく早く植え替えした方が良いよ」と
言われていましたので頑張りました。
すべての苗の植え替えも終わり、枯れる心配から解放されて
茶色い新芽から新緑に変わり始めた頃に
小さな小さな蕾を見つけました。
「いよいよ実がなる?!」
「収穫できるのか?!」
日に日に暖かくなり、花の数も増えてきて
すべてが順調かと思っていました。
ですが…それは間違いでした。
栽培マニュアルもなく、生産者非常に少ない果物が
私のような素人のお世話でバンバン収穫できるはずが
なかったんです。
「ハウスに入れれば冬は越せる」
「花さえ咲けば実が採れる」
「来月には接ぎ木にチャレンジして苗を増やせられる」
理由も技術ないままに、
そんなぬるいイメージを持っていました。
翌月からは ため息ばかりの毎日だったんですよ…
その ため息の原因とは?
次回の続きもお楽しみに😃
2019年 3月
外気最低気温 マイナス2℃
ハウス内最低気温 マイナス1℃
ハウス内最高気温 41℃
3月に入っても寒暖の差が激しく、
葉がすべて落ち、枝の色も薄くなった苗が
可哀想でなりませんでした。