ブロンズシャドバ大会レポート③
またブロンズシャドバの大会に出ました。
Bo3単位で2-2、シングル戦単位では5-5。
オポネントのおかげで2-2の中では最上位の5位となったが、勝率としては平凡な結果に。
悔しい。
使用デッキ
ミッドレンジデッキにおいて最強を誇るミッドレンジビショップと、ミッドレンジデッキに強いコントロール秘術ウィッチ。
これで相手のミッドレンジデッキを2タテしようという魂胆。
回復ソースも持っているため、アグロ2タテも可能な編成だと考えていた。
秘術ウィッチについてはこれまでの大会で使用者を見なかったが、今週調整を重ねる中で、ビショップすらも打ち取れるパワーがあると感じていた。
肝は、氷雪の魔術師によるエーテルゴーレムの使い回しと、双璧やラットの大型多面展開による処理要求。
試合
■ 1回戦 vsエルフロイヤル
▶ 1本目 ミッドレンジビショップvsアグロエルフ
モンキーに怯えて盤面処理ターンを増やしたせいで試合が長引き、むしろ負け筋が濃くなってしまったと思う。
反省。
▶ 2本目 秘術ウィッチvs潜伏ロイヤル
潜伏を取れる氷雪の魔術師を引かず、双璧のターンが来る前にバフ盛り旅ガエル二刀流を食らって敗北。
上級アルケミストを挟みたかったが、結局氷雪を引かないと勝てないので二刀流は割り切って推理を打った。引けなかったが。
▶ 3本目 秘術ウィッチvsアグロエルフ
横並びに対応し切れず、細かい打点を通しすぎて負け。
上級アルケミストを引けなかったのも苦しかった。
アグロ2タテも可能かと思っての持ち込みだったが、蓋を開けてみると初戦で秘術がアグロに2タテされてしまった。
見通しの甘さを自覚。
■ 2回戦 vsビショップネクロ
▶ 1本目 秘術ウィッチvsミッドレンジビショップ
2,3,4tを我慢してパスし、その後の盤面をコントロール。
バロンもしっかりさばいて勝ち。
理想的な試合運びだったと思う。
▶ 2本目 ミッドレンジビショップvsミッドレンジビショップ
相手がカームフェザーフォルクなどの強力な捲り札を引けておらず、常に盤面で押してテンポ勝ち。
■ 3回戦 vsネメシスウィッチ
▶ 1本目 ビショップvs人形ネメシス
▶ 2本目 ビショップvs自然ウィッチ
問題のマッチ。
当たった瞬間に「これはまさかビショップ2タテ構成か…?」という嫌な予感。
的中。
盤面をことごとく綺麗に処理された。
メタられていたとはいえ、反省点はある。
勝つには速いゲームに持ち込むしかないと考えて前のめりなプレイをしていたが、これがよくなかった。
そもそも後ろ寄せのチューニングなのでうまくいくはずがなかった。
リソースを抱えて抱えて一気に放出し、1ターンでの処理が難しい盤面を作ることを意識すべきだった。
もちろんそれでも勝てたかは怪しいが、試合内容はもっと良くなっていただろう。
前回大会までのビショップの戦績が7-0だったので、ビショップ2タテを狙った構成だとしてもぶち抜けるポテンシャルがあると思っていたが、過信だった。
メタゲーム研究で数歩先を行かれたと感じる。
■ 4回戦 vsエルフネメシス
▶ 1本目 ミッドレンジビショップvsAFネメシス
3回戦の反省を活かし、処理不能な横展開を作ることを意識。
進化も強く切ることができ、勝利。
▶ 2本目 秘術ウィッチvsAFネメシス
11ターン目まで大釜も推理も引かずリソース負け。
▶ 3本目 秘術ウィッチvsアグロエルフ
土の印を全然引かずに土の秘術だけめっちゃ引く事故。
土は上級アルケミストに回して回復。
土なし双璧で何とか凌いでリソース勝ち。
感想
調整を重ねた秘術ウィッチだったが、ミッドレンジデッキを相手にするばかりで、対アグロやコントロールミラーでの調整が足りていなかった。
ビショップをトップとするミッドレンジ環境になるという読みが大きく外れたことも大きな敗因か。
実際はビショップ2タテのコントロール2枚編成が開発されていたり、アグロも一定の人気を誇っていたり。
環境読み難しすぎる。
人形ネメシス+自然ウィッチという、前回までの大会にいなかった新しいコントロール特化のデッキが優勝しており、ブロンズシャドバの奥深さを感じた。
今回の大会は、自分の試合がどうとか言うよりそれが一番印象深い。
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