売れる音楽を作りたいのか?自分が興奮する音楽を作りたいのか?「音楽を追求する時代に、自分の道を行く意義」
今の時代、音楽は無限にあふれかえっている。どのプラットフォームを開いても、聞ききれないほどの曲が並び、流行の音楽は瞬時に広がっては消えていく。
そんな時代だからこそ、音楽を創作する側にとっては大きな選択がある。
売れる曲を狙うべきか、それとも自分の本当に好きな音楽をとことん追求すべきか。
私自身、長年にわたって音楽の創作活動をしてきた。何度も試行錯誤を繰り返し、世間に認められたいという欲望に駆られながらも、思うような結果を得ることは難しかった。
しかし、ある日気づいたのだ。自分が心から好きな音楽は、売れている曲とは全く違うものであることに。そして、心の中で「いい意味での諦め」が生まれた。売れるかどうかに囚われるのではなく、心底自分がやりたい音楽を作ることに注力するべきだと。
日本の音楽シーンは特に偏りが顕著だ。特定のスタイルやジャンルが過剰に重視され、多くのアーティストがその枠に収まることを求められる。しかし、海外では自由で独自の道を行くアーティストが数多く存在する。
彼らは売れ線を狙うことなく、自分の音楽の道を突き進むことで多くのリスナーに共鳴を生み出している。
もちろん、私の音楽が爆発的に売れることはないかもしれない。それでも、自分が納得できる曲を作り、自分自身がその音楽を聴いて気分が高まり、鳥肌が立ち、ご機嫌になる。そうした瞬間があるならば、ある意味それで十分ではないだろうか。
自己満足だけで音楽を作っているわけではない。他人からの承認も欲しいのは正直なところだ。しかし、売れることだけを目指して無理に自分を捻じ曲げ、疲弊する生き方は、どうしても好きになれない。
音楽は、何よりも自分自身のためであり、その先に誰かの共感や楽しみがあると理想的だと思う。
だからこそ、今後も自分が本当に愛する音楽を追求し続けることに意味がある。売れ線を狙わず、自分の道を行く。
それは決して楽な道ではないが、創作において最も純粋で誠実な選択だ。
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