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【簡単ケロケロボイス(オートチューン)】GarageBandで「Extreme Tuning」を使ってケロケロボイスを作る方法
GarageBandで「Extreme Tuning」を使ってケロケロボイスを作る方法
ケロケロボイスとは?
ケロケロボイスは、ボーカルの音程(ピッチ)を機械的に補正することで、階段状の音高変化が生まれる独特のサウンドです。ロボットのような不自然な響きが特徴で、まるでカエル(ケロケロ)のように聞こえることから「ケロケロボイス」と呼ばれています。
特にポップスやEDM、ヒップホップなどのジャンルで使われることが多いです。
オートチューン(ケロケロボイス)で有名なパフューム↓↓↓
GarageBandには、ケロケロボイスを作るための3つの設定が用意されています:
Lead Vocals
Radio Ready
Extreme Tuning
ここでは、最もケロケロエフェクトを強くかける**「Extreme Tuning」**を使って、オートチューン風のロボットボイスを作る方法を紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1734406391-wfB4HcWYEIuFR9oCMraVmNn6.png?width=1200)
手順:Extreme Tuningでケロケロボイスを作る
ボーカルを録音する
GarageBandを開き、新規プロジェクトで「オーディオトラック」を作成。
マイクを使って、ボーカルを録音します。
Extreme Tuningを適用する
録音したボーカルトラックを選択します。
トラックヘッダーにある**「スマートコントロール」**(つまみのアイコン)をクリック。
「設定」メニューから**「Extreme Tuning」**を選択します。
ENHANCE TUNINGの設定
Extreme Tuningを選ぶと、ENHANCE TUNINGというプラグインが自動的に追加されます。
Pitch Controlノブが表示されるので、これを最大まで回します。
Pitch Controlを最大にすると、ボーカルが「階段状」に補正され、ケロケロしたロボットボイスになります。
実際にこの手法で録音したオリジナル曲
(innocent blue birds ロングバケーション (Sweet Mix))
男女混声ヴォーカルのような感じにミックスしています。
ミドルエイジディストラクションブルース
追加の設定:VOCAL TRANSFORMERでさらに変化をつける
「ケロケロボイス」をさらに面白くしたい場合は、VOCAL TRANSFORMERを追加します。
VOCAL TRANSFORMERの追加
ボーカルトラックに**「プラグイン」**としてVOCAL TRANSFORMERを追加します。
ピッチと声質を調整
Pitch(音程):半音単位で音程を上下2オクターブまで変更可能。
例:高めにすれば「子どもっぽい」声、低めにすれば「大人っぽい・ロボット風」の声になります。
Formant(フォルマント/声質):声の質感を変えるパラメーターです。
完成!
これで、GarageBandだけで「Extreme Tuning」を最大限に使い、ケロケロボイスを作成できます!
さらにVOCAL TRANSFORMERで変化を加えれば、オリジナリティのあるボーカルサウンドが完成します。
シンプルな操作でできるので、ぜひ試してみてください!🎤✨
![](https://assets.st-note.com/img/1734406405-wOiJpcTM6QoZH1lX3Ct4BxIE.png?width=1200)
オートチューン&ケロケロボイスをもっとカッコよく!使いこなしの秘訣とおすすめアイテム
近年、音楽シーンで欠かせない存在となったオートチューンと、ユニークなエフェクトで魅せるケロケロボイス。ポップスやヒップホップ、EDMなど、あらゆるジャンルで活躍していますが、「もっとカッコよく使いこなしたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、オートチューンを最大限に活かすコツと、Amazonで購入できるおすすめのアイテムをご紹介します。初心者でもプロ並みのサウンドを作れるツールが満載です!
オートチューンとケロケロボイスとは?
オートチューン: ピッチ補正機能を使ってボーカルの音程を調整するツール。微調整によるリアルな補正から、ロボットのようなエフェクトまで幅広く活用できます。
ケロケロボイス: オートチューンを極端にかけた結果生まれる独特なエフェクト。テクノやポップスで人気の「ケロケロした音」が特徴です。
カッコよく使いこなすためのコツ
ボーカルの音域を把握する
オートチューンを適用する前に、自分やボーカリストの音域(キー)を把握しましょう。これにより、自然な仕上がりやケロケロ効果が際立つサウンドが得られます。適切な設定を選ぶ
ケロケロ効果を出す場合: レチューンスピード(反応速度)を速く設定します。
自然な補正をする場合: レチューンスピードを遅めに設定すると滑らかになります。
エフェクトの組み合わせを試す
オートチューンだけでなく、リバーブやディレイなどのエフェクトと組み合わせることで、より深みのある音を作れます。
おすすめアイテム(Amazonで購入可能)
1. Antares Auto-Tune Access
初心者から上級者まで使いやすい定番ソフト。軽量で直感的な操作性を持ち、価格も手頃です。
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2. TC-Helicon Perform-V
プロ仕様のヴォーカルエフェクター。オートチューン効果だけでなく、リバーブやハーモニーの生成も可能。ライブパフォーマンスにも最適です。
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3. Zoom V3 Vocal Processor
多彩なエフェクトを搭載したコンパクトなヴォーカルエフェクター。USB接続で録音にも使えるので、DTMユーザーにもおすすめ。
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4. Behringer Mic500USB 真空管プリアンプ
クリアな音質でオートチューンの効果を最大限に活かせるプリアンプ。手軽にプロクオリティを実現できます。
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オートチューンとは?
**オートチューン(Auto-Tune)**は、元々は音程のズレを補正するために開発された音声処理技術です。ボーカルの音程を楽曲のキーに合わせて補正し、正確なピッチに整える機能です。
ただし、補正を極端に強くかけることで、
音程が滑らかに変化せず、階段状になる
機械的なエフェクトがかかり、ロボットのようなサウンドになる
この「極端な補正効果」が音楽プロデューサーやアーティストに注目され、オートチューンをあえて強調して使うスタイルが「ケロケロボイス」として広まりました。
ケロケロボイスの誕生と流行
発祥:1998年、シェールの楽曲「Believe」でオートチューンの極端な使用が初めて広く知られました。
流行:2000年代に入り、T-PainやKanye West、Daft Punkなどのアーティストがオートチューンを積極的に使い始め、ケロケロボイスは一気に人気となりました。
日本では、J-POPやボカロ系音楽、EDMのトラックで頻繁に使われ、電子音楽シーンでは欠かせない要素となっています。
どうやってケロケロボイスを作る?
ケロケロボイスは、音程補正ツールを使って作ることができます。主な方法は以下の通りです:
オートチューンプラグイン:Antares「Auto-Tune」やMelodyneなどのソフトを使う。
DAW内蔵エフェクト:GarageBandやLogic Proには「Extreme Tuning」や「Pitch Correction」機能があり、手軽に再現可能。
ピッチ補正の強度を最大に設定することで、階段状の音程変化が生まれます。
ケロケロボイスの魅力
近未来的なサウンド
楽曲にキャッチーな印象を与える
ボーカルの音程を正確に補正しつつ、加工感を楽しめる
「ケロケロボイス」は、オートチューンを活用した音楽表現の一つとして、現代の音楽シーンで広く愛されています。特にクリエイターやDTMerにとって、個性的なボーカルサウンドを簡単に作り出せる便利な手法です!🎤✨
終わりに
オートチューンやケロケロボイスを使いこなせれば、あなたの楽曲は一気にプロのクオリティに近づきます。今回紹介したアイテムはどれもAmazonで手軽に購入できるので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
次のステップは、あなたの音楽に個性をプラスすること。自分だけのサウンドを作り上げましょう!
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