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なぜ楽しい曲は短く感じ、退屈な曲は長く感じるのか?
お気に入りの曲を聴いていると、「え、もう終わり?」と感じたことはありませんか?逆に、なんとなく聴いている曲が「まだ続くの?」と長く感じることもありますよね。
実はこれ、単なる気のせいではなく、心理学や脳の仕組みに深く関係している現象なんです。今回は、音楽と時間感覚の不思議な関係について探っていきます!
音楽と時間感覚の基本
音楽は、単に音の集まりではなく、リズムやテンポ、構成が時間を感じさせる一種のアートです。この「時間を操る力」が、楽しい曲を短く、退屈な曲を長く感じさせる理由に関係しています。
楽しい曲は「フロー状態」を引き起こす
お気に入りの曲を聴いているとき、私たちは「フロー状態」に入ることがあります。これは、心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱した概念で、以下のような特徴があります。
集中している:曲に没頭し、周りの世界を忘れてしまう。
自己を忘れる:時間や場所の感覚が薄れ、ただ音楽そのものを楽しむ。
快感がある:リズムやメロディが心地よく、幸福感が得られる。
この状態になると、時間感覚が歪んでしまうんです。その結果、楽しい曲はあっという間に感じられます。
退屈な曲は「注意の散漫」を引き起こす
一方で、あまり興味が持てない曲や単調に感じる曲は、逆の効果をもたらします。
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