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【5分で読めるDTM豆知識】5分で音圧アップ!マスタリングの基本
5分で音圧アップ!マスタリングの基本
「音圧を上げる」とは、楽曲をより迫力のある、聴きやすいバランスに仕上げることを指します。今回は、マスタリング初心者でも簡単に音圧を上げられる基本テクニックを紹介します。DTMソフトやプラグインを使えば、たった5分で仕上がる手順です!
1. 楽曲全体のバランスをチェック
まずはミックス段階での仕上がりを確認しましょう。マスタリング前に以下をチェックすると仕上がりが格段に良くなります:
ボーカルが埋もれていないか
低音(ベース、キック)が強すぎないか
全体の音量バランスが自然か
2. マスタリング用プラグインを挿入
マスタリング用プラグインをステレオアウト(マスター)トラックに追加します。GarageBandやLogic Pro、Ableton Liveなど、どのDAWでも基本的なツールが揃っています。
おすすめプラグイン:
EQ(イコライザー)
コンプレッサー
リミッター
これら3つがあれば、基本のマスタリングが完成します。
3. EQで音を整える
低音をカット
30Hz以下をカット(ハイパスフィルター)すると、不要な低音ノイズを取り除けます。
高音域を少しブースト
10kHz付近を2〜3dB上げると、全体がクリアに聞こえます。
4. コンプレッサーで音を締める
コンプレッサーは音のダイナミクス(音量の差)を整えるツールです。
スレッショルド:-10〜-20dB
レシオ:2:1〜4:1
アタック:速め(10ms以下)
リリース:短め(100ms以下)
コンプレッサーを使うことで、各楽器がまとまり、曲全体に一体感が生まれます。
5. リミッターで音圧をアップ
リミッターを使うと、曲のピーク音量を抑えつつ全体の音圧を上げられます。
設定例:
スレッショルド:-0.1dB
ゲイン:少しずつ上げて音が歪む直前まで調整(3〜6dB程度)
注意点:音が潰れすぎないよう、違和感を感じたらゲインを少し下げましょう。
6. 音量を適切に調整する
最後に全体の音量を調整します。市販の曲と比べて音量が大きすぎたり小さすぎたりしないように確認しましょう。A/B比較(他の曲と聴き比べ)を行うのがおすすめです。
7. 簡単にマスタリングを終わらせたいなら
時間がない場合は、自動マスタリングサービスを使うのも一手です。以下のツールを試してみてください:
LANDR
iZotope Ozone Elements
CloudBounce
これらを使えば、短時間でプロ並みの仕上がりを実現できます!
まとめ
音圧アップのポイントは、EQ→コンプレッサー→リミッターの順に作業を進めることです。5分でも十分に迫力のあるサウンドを作れます。昼休みのちょっとした時間で、あなたの楽曲をワンランク上の仕上がりにしてみてください!🎧✨
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