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「歌詞に引き込むワンフレーズの力:オリジナル曲で聴かれるために」




はじめに

オリジナル曲を作り、いざ聴いてもらった時に、多くのリスナーが歌詞の内容にすぐに気付かないことがよくあります。

特に、最初に聞く人は、曲全体の雰囲気やメロディを楽しむことに集中し、歌詞の細かい意味まで意識が向きにくいものです。

この記事では、そんな初めてのリスナーに注意を向けさせるための「フック」と「ワンフレーズの力」について解説していきます。


歌詞は聞かれない:初めて聞く人の心理

多くの人が初めて聞く曲では、歌詞の細部まで耳を傾けることは少ないです。どちらかというと、全体の音楽の雰囲気やメロディラインが最初に印象として残り、歌詞は後回しになりがちです。

特にアマチュアの曲だと、「何を言っているのかわからない」と感じることが多く、リスナーは雰囲気やメロディを聞くために再生していることがほとんどです。

このため、歌詞の全体的な内容が伝わるのは、何度も繰り返し聴いた後になるかもしれません。だからこそ、リスナーに一瞬で「お?」と気付かせるような、印象的なワンフレーズが必要です。

フックの役割:ワンフレーズの重要性

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