歌詞

ケダモノのバケモノ

作詞：Jun
作曲：（ギターリフ＆コード進行：Jun　アレンジsuno　Ai）


[Verse]

くだらない　so sad
らちがあかない　
しびれきらして
燃え尽きそうだ

暗闇の中で
病んでる now alone
煙たい部屋で
ヤニが目ヤニに

[Chorus]
飛んで行こうぜ　その上のあのway
もっと何か　悪いことがしたい
噛んでくれたら　たぶん気分は相当にhigh
さぁ、今は　ケダモノになろう

[Verse]

つまらない　so mad
頭クラクラ　
友達はとっくに
誰もいないさ

暗闇の中で
病んでる now alone
煙たい部屋で
死ぬかぼちぼち（墓地墓地）

[Chorus]
落ちて行こうぜ　この下のそのway
もっと何か　違うもんになりたい
憎んでくれたら　たぶん気分はso low
さぁ、今は　バケモノになろう



チャットGptとJunによる歌詞解説


歌詞の解説: 「ケダモノのバケモノ」
この歌詞は、深い虚無感と自己破壊的な衝動をテーマにしたものです。グランジ特有のダークで内省的な世界観が、シンプルかつ鋭い言葉で描かれています。以下に各部分を詳しく解説します。

[Verse]
「くだらない　so sad」
ここでは、主人公が人生に対する虚しさや無価値感を感じています。「らちがあかない」「燃え尽きそうだ」という表現から、現状に耐えきれず、抜け出せない閉塞感が伝わります。

「暗闇の中で　病んでる now alone」
孤独と内面的な病みが「暗闇」というイメージで象徴されています。「煙たい部屋で」「ヤニが目ヤニに」という具体的な描写が、現実の疲弊感と荒廃した生活の様子をリアルに感じさせます。

[Chorus]
「飛んで行こうぜ　その上のあのway」
ここでは現実からの脱出を願う衝動が表現されています。しかし「もっと何か　悪いことがしたい」というフレーズには、自由への渇望と共に、破滅的な行動に走りたい気持ちも込められています。

「さぁ、今は　ケダモノになろう」
「ケダモノ」という言葉は、理性を失い、本能のままに行動する姿を象徴しています。理性やモラルから解放されたいという欲求を反映しており、この一瞬だけでも自分を忘れたいという切実さがにじみ出ています。

[Verse]
「つまらない　so mad」
今度は怒りが表現されています。「頭クラクラ」「友達はとっくに誰もいない」というフレーズが、孤独と疎外感をより強調し、社会との断絶を感じさせます。

「暗闇の中で　病んでる now alone」
再び「暗闇」が登場しますが、1番よりも深い絶望感を含んでいます。「死ぬかぼちぼち（墓地墓地）」という言葉遊びは、軽妙さの中にも死の影がちらつき、独特の不気味さを醸し出しています。

[Chorus]
「落ちて行こうぜ　この下のそのway」
2番のコーラスでは、1番の「飛んで行こうぜ」とは逆の方向性が示されています。上昇と下降、解放と堕落が対比され、主人公の心の揺れ動きを強調しています。

「憎んでくれたら　たぶん気分はso low」
ここでは、他者からの否定や攻撃を求めるような、極端な自己否定感が現れています。破滅願望や痛みへの執着が感じられ、主人公の内面の複雑さが浮かび上がります。

「さぁ、今は　バケモノになろう」
「バケモノ」という言葉は、人間性を捨てた姿を象徴しています。誰にも受け入れられない自分を受け入れるため、むしろ怪物のように振る舞いたいという、自己破壊的な心理が描かれています。

総評
この歌詞は、虚無感、孤独、破壊的な欲求といった現代社会の中で感じやすい感情を赤裸々に表現しています。一見ネガティブに見えるテーマですが、「ケダモノ」や「バケモノ」という言葉には、自己否定や破壊の中で新たな自分を模索する意志も感じられます。

ヘヴィなサウンドと相まって、この曲はグランジやオルタナティブロックの精神を反映しつつも、日本語ならではの言葉遊びと個性的な視点で、独自の世界観を作り上げています。聴く人の心に、深い印象を与える一曲といえるでしょう。