DTM制作が苦手な人はMTR(マルチトラックレコーダー)を使うのもあり!直観操作で快適録音
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DTM(デスクトップミュージック)に苦手意識がある人や、パソコンを使った音楽制作にストレスを感じる人にとって、マルチトラックレコーダー(MTR)は非常に有効な選択肢です。
この記事では、MTRを使った録音や音楽制作の基本、定番MTRの紹介、そしてその使い方について詳しく説明します。
DTM音楽制作の記事は以前の記事を参考にしてください
MTRとは?
MTR(マルチトラックレコーダー)は、複数の音声トラックを個別に録音し、それらを重ねて音楽を制作するための録音機器です。
DTMのようにパソコンを使って細かく編集するのとは異なり、物理的な操作で直感的に録音・編集ができるため、機械操作に苦手意識がある人にも取り組みやすいツールです。
MTRのメリット
直感的な操作:ボタンやフェーダーを使った録音と編集は、パソコン画面上での複雑な操作よりも分かりやすく、すぐに覚えられます。
パソコン不要:DTM環境が苦手な人にとって、パソコンを使わずに完結できるMTRは魅力的です。
ポータブル性:軽量で持ち運びが簡単なモデルも多く、自宅だけでなく外出先やスタジオでも使用できます。
おすすめの定番MTR
1. TASCAM DP-24SD
TASCAMのDP-24SDは、24トラックまで録音可能な本格的なMTRです。エフェクトも充実しており、ミキシングやマスタリングもこれ一台で完結します。大きなカラー液晶画面で視認性も良く、直感的に操作できます。
特徴:
24トラックの再生、8トラックの同時録音
内蔵エフェクト(リバーブ、コンプ、ギターアンプシミュレーターなど)
SDカードに直接保存可能
2. ZOOM R8
コンパクトながらも多機能なZOOM R8は、8トラックのMTRとしてだけでなく、オーディオインターフェースやドラムマシンとしても機能します。価格も手頃で、初心者から上級者まで幅広く利用されています。
私も所有していて、たまに使いますが操作性は良いです。ドラムの打ち込みも出来ますが、少し手間なのでPcなどで作ったドラムパターンを取り込んだ方が早く感じます。
実際にR8で録音したオリジナル曲
ドラムはロールドラムで自分で叩いています。
音質はローファイなグランジパンクみたいな仕上がりです。
もっといろいろと凝れば良い音になると思います。
特徴:
8トラックの再生、2トラックの同時録音
内蔵リズムパターン、エフェクト多数
USBオーディオインターフェース機能
3. BOSS BR-800
BOSSのBR-800は、シンプルな操作性と優れた音質で定評があります。タッチセンサー式の操作パネルが特徴で、マルチエフェクトやルーパー機能も搭載されています。
こちらも以前所有していました。
手放してしまいましたが、また入手したいです。
タッチパネル操作でかなり便利でした。
ドラムパターンも組み合わせて作れるので便利です。
エフェクターは十分過ぎるほど充実していました。
特徴:
8トラックの再生、4トラックの同時録音
内蔵ドラムマシン
ループレコーディング機能
ZOOM ズーム - マルチトラックレコーダー R12 MTR USBオーディオインターフェース
iosのガレージバンドのような感覚で操作できるようです。この機材は私も気になっており、いつか使ってみたい機材の一つです。
TASCAM タスカム 6トラック SD/SDHC マルチトラックレコーダー DIGITAL POCKETSTUDIO DP-006
奥田民生さんがYoutubeで宅録動画を出していますが、彼もこのモデルを使っているようです!
ZOOM ズーム 32bitフロートオーディオ対応 4トラックポータブルマルチトラックレコーダー 2023年発売 R4
少し前に入手しました。忙しくてあまりいじれていませんが、コンパクトで多機能で良い感じです!
ドラムパターンはあまり細かく編集できないのでそこがデメリットですね。
エフェクターなどはかなり充実しています。
フィールドレコーディングにはばっちりですし、弾き語りを録るには最適です!
いずれ使っている風景を動画に撮りたいと思います!
BOSS / MICRO BR BR-80 MTR、USBオーディオ・インターフェース機能
これも所有しています。ドラムパターンがある程度打ち込めてエフェクターも充実しています。
一時期、腰痛でPc作業が辛いときによく使っていました。
コンデンサーマイクも付いているのでマイクがなくても歌を録音できます。手っ取り早くデモを録りたい時に最適!
私がこのMTRで録音している動画です↓
★動画のリンク
★動画のリンク↓
実際にこのMTRで録音した音源
MTRの使い方
MTRを使った録音や音楽制作は、DTMよりもシンプルです。以下は一般的な使用の流れです。
準備と接続:ギターやマイクをMTRに接続し、適切なインプットレベルを設定します。
録音:録音ボタンを押し、個別のトラックに音を録音していきます。例えば、1トラック目にギター、2トラック目にボーカルを重ねるといった形です。
編集:録音後、フェーダーで音量を調整したり、パンを設定したり、必要に応じてエフェクトを加えます。
ミキシングとマスタリング:すべてのトラックを適切にミックスし、最終的にマスタリングして音質を整えます。
書き出し:SDカードやUSB接続を利用してデータを保存し、パソコンや他のデバイスに移します。
MTRの活用法
弾き語り:ギターとボーカルを個別に録音してバランスを調整できます。
バンドデモ:バンド全体のデモを作る際に便利で、リハーサルの録音にも最適です。
外出先での録音:MTRはコンパクトなものも多く、電池駆動が可能なモデルもあるため、外出先でのアイデア記録に役立ちます。
まとめ
MTRは、DTMが苦手な人にとって、シンプルで直感的な音楽制作の手段です。TASCAM DP-24SD、ZOOM R8、BOSS BR-800などの定番機種は、初心者からプロまで幅広く対応しており、必要な機能が揃っています。
使い方を覚えれば、パソコンを使わずに高品質な音楽を録音・編集できるため、アナログ派のミュージシャンにもおすすめです。
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作曲初心者の為のコード進行と音楽制作のヒント: 最低限の知識や作曲にまつわる考え方
本書の内容
この本では楽器(ギターやキーボード等)を始めてコードが弾けるようになった、そして作曲に挑戦したい!でも何から始めれば良いか分からないという人に向けて書いた本です。
ある程度ギターなどの楽器が弾ける事を前提に話をすすめています。
難しい音楽理論をなるべく省き、作曲で使えるテクニックや考え方をまとめました。
「最低限の音楽理論も少し書いています。」
本書ではコード進行についての内容が多くなっています。
また作曲(コード進行等)にフォーカスしているため歌詞についてはまた別の機会に取り上げてみようと思っています。
また本書では洋楽の音楽の参考例が多く出てきます。それは著者の私が洋楽が好きで洋楽から多くのことを学んだためです。
それに日本のミュージシャンでも多くの人が洋楽を参考にして作曲をしているという事もあります。
この機会に皆様も洋楽を聞いてみてください。ヒントになることが沢山あると思います。
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