テイク・イット・イージーに教わったこと
テイクイットイージーって?
1986年、中学生の時にテイクイットイージという映画を観た。
大森一樹監督 吉川晃司主演
ニューヨークツアーが中止になってポッカリ空いたスケジュールと心を埋める為に北海道をサイドカー で旅するロードムービー。
先に宣言しておきますが僕は宇宙一のテイクイットイージファンです!
欲しい物 BMW R26サイドカー
素敵なヴィンテージな道具たちとの出会い。
古いBMWのサイドカー 、使い古された革のスーツケース、革製のお椀型のヘルメットとそれに合わせたヴィンテージ なゴーグル、袖口をおおう大きな革製のグローブ、黒くてなが〜いトレンチコート。
ここから僕の古い道具を収集する人生が始まったのだ。
大人になったら絶対に同じサイドカー に乗る!と誓った少年の時の夢はだいぶ大人になってから実現することになる。
だいぶ時間がかかってしまいましたが夢は実現した。
かなり苦労したけれど仲間たちの助けもあって手に入れる事ができた。
BMW R26という250ccの単気筒、僕が購入した頃は不人気で現在では考えられないくらい安価だった、ただマイナーすぎて売物を見つける事が困難という…今は旧車ブームなのか投資の対象なのかとんでもない値段で取引されている。
もちろんいくら積まれても手放す事はないでしょう。
そして革製ヘルメットなどテイクイットイージーにまつわる全ての欲しい物を手に入れる事ができた。
行きたいところ 北海道
時系列は前後しますがロケ地の函館を10数年前に旅をした。
公開されてから既に20年以上経っていてロケ地を巡るにも情報が集取できない。エンドロールを頼りに検索したり、函館市役所に電話したり
ダメ元で大森監督の事務所にメールをしたら、監督から直接お返事をいただき当時皆さんで宿泊されていた旅館を教えていただき、その旅館に私も宿泊し有力な情報を多数いただき有意義な旅をする事ができました。
行きたいところ ニューヨーク
映画ではサイドカー の事故で死んでしまった主人公がニューヨークで生き返って第二の人生を歩み出す、日本のスター吉川晃司から古着に身を包んだニューヨーカー吉川晃司に生まれ変わっていた、日本ではDCブランドブームが終わりかけて古着ブームが始まる頃だったのかな?
デニム上下にニットキャップの吉川晃司もまた新鮮でカッコよかった!
その憧れのニューヨークにも数年前にやっと行く事ができた。
ブルックリン橋でランニングするシーンを再現したかったんだけど人が多すぎて断念、ちょっとだけ走ったかな?
逢いたい人
大森一樹監督と吉川晃司さんには必ずいつか会ってお話ししたいです。
逢いたいと思う人には逢えるんです、僕は何度も実現させてます。
この映画に教わったこと
古い物の魅力 と 長い物にまかれないインディペントな生き方。