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マルチタスク、マルチライフ

誰だってそうだと思うけど、一人で多くを抱え込むには限界があると思う。

それに、仮に多くを同時並行で進めている時、すべてのものに同じ分量を意識をむけることは不可能になってくる。

マルチタスクについてよく「人はマルチタスクができるような構造になっていない」とか言われるけど、たしかにそのとおりだと思う。ただ、そこを突破できる方法はちゃんと神さまは用意してくているんだ。それは、人間関係の掛け算の魔法を使うことで発動する。それが、「絆」だ。


マルチタスクは人との絆で解決できるけど、僕らはみんな、誰もがマルチな人生を送っているよね。

母親、父親、、誰かの友人、親友、恋人などなど。その場その場において役割が変わる、ときには1日に同時で全然違う役割になる。

何を実験しているのか、神さまの意図はわからないけど、様々な役割を通じて経験すること、感じること、そこから成長してできることや感じることに豊かさが生まれ、またそれを手放すことで本来の自分に戻っていく。人はそんなプロセスを楽しむために生まれてきたのかもしれないね。


40歳になってまわりを見てみる。結婚してる人、離婚した人、子育て頑張ってる人、ビジネスをガンガンやってる人。いろんな多種多様な人たちがいる。

でも、僕に見えている彼、彼女たちは、それぞれのマルチライフの一つだけで、より深く関わらないと見えないこともたくさんある。


人はそんなに強くないし、頼れない人ほどしんどくなってくる。頼れないから、自分の得意分野で頑張る。結果はでるけど、寂しさや悲しさは募っていく。

一方で、自分が何をしたらいいか、どうすれば花開くか、今の生活から抜け出し、変わることができるかと悩んで動けない人もいる。


そんなときは、一人で悩まず、誰かを頼ればいい。言葉でいうのは簡単で、やることは難しいかもしれないけど、やるしかない。

「ある側面だけの自分以外の自分」を知ってくれている人。たった一人でいいからそんな人がいれば、自分の殻を破るきっかけが生まれる。


全方位360度を受け入れてくれる人が、もう既にいるならその人を大切に。

360度じゃなくても240度とか、180度とか、90度とかでも、マルチに頑張っているぼくたちを好きでいてくれている人は、大切な宝物だよね。


おしまい。

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