陰嚢湿疹(いんのうしっしん)と15年戦い、勝つまでの涙の記録【第5話】~初陣~
※陰嚢湿疹(いんのうしっしん)で悩まれている男性は5人に1人。この陰嚢湿疹(いんのうしっしん)は、なった人でなければ分からない男性にとっては極めて大きな悩みです。そのその悩みから1人でも解放されたらという想いで綴ります。
【第五話】
まず私は陰嚢湿疹(いんのうしっしん)の一般的な治療から始めました。そうです、市販薬です。
これまたネットで調べた結果、私がチョイスをしたのは下記、
フルコートF軟膏でした。弱いステロイドが入っています。玉袋は薬の吸収力が強いため、弱いステロイドが入っているものが良いらしいのです。
ちなみに私は15年間の戦いの際、当然ステロイドも試していました。それも強烈に強いステロイドで、同じく海外から輸入をしています。
ただ当時はその強いステロイドを塗ってもあまり効果を感じなかったため、フルコートF軟膏については正直、効くのかな!?といった懐疑心がありました。
また私は通常ブリーフを下着に使っているのですが、ブリーフだとどうしても玉袋との接触が多いため、トランクスとふんどしパンツの2つを調達しました。
ブリーフもトランクスもふんどしパンツもそうですが、必ず綿100%のものを選択しています。綿100%でなければ刺激が強いからです。ちなみに私が選んだふんどしパンツは、
です。楽天で売っています。
ここで大切な事を申し上げておくと、下着は玉袋と接触する部分のため、非常に重要だという事です。
私は、その時の治療の進捗状況に応じてブリーフ、トランクス、ふんどしパンツのどれがいいかを都度選択をするようになっていきます。
話をフルコートF軟膏に戻しますが、まず私はフルコートF軟膏を塗り、玉袋との接触が少ないと思われる1つサイズの大きいトランクスを履きました。
すると、
青い部分は若干良くなる感じがしたのです。まぁ良くなると言っても巨大ハリケーン級の陰嚢湿疹(いんのうしっしん)なので、まだまだひどい状況には変わらないのですが、明らかに青い部分に改善が見られたのでした。
ただこの頃は陰嚢湿疹(いんのうしっしん)だと分かっていながらも15年間いんきんたむしだと思い込んでいたため、海外から取り寄せた強い水虫の軟膏(強いステロイドではなく)も塗ったりもしました。
しかしそっちはやはりあまり効果を感じなかったのです。そこでフルコートF軟膏を信じ、日々塗るようになります。
そうしていくうちに、上図の青い部分は少しずつではありますが、改善をしました。しかしながら問題は赤い部分です。
どうしても下着との接触が起きるため、薬が下着についてとれてしまうだけでなく、赤く腫れた部分が下着との接触で一向によくならないのです。
これには相当悩みました。
毎日真っ裸で生活することが出来るのなら、赤い部分は一切接触することはないかもしれませんが、さすがに裸で外を歩くわけにはいきません。
そしてフルコートF軟膏がトランクスにべったりとくっつき、洗っても薬の部分は油分が多いせいか落ちきれず、ベトベトに・・・。
下着の上に履くズボンにまで薬がしみ出しそうな勢いで、日々、ビクビクしながら過ごすのです。
そこで私は次の行動に出るのです。
多分、陰嚢湿疹を治すためには下着にかかわらず様々な対応グッズを買う必要があります。
当時の私はこれはいいかも!と思ったものはすぐに購入をしていました。正直、それどころの騒ぎではなかったからです。
そして私が次に起こした行動は、私にとってとてつもなく大きな決断でした。
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