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陰嚢湿疹(いんのうしっしん)と15年戦い、勝つまでの涙の記録【第6回】~冬の陣~

※陰嚢湿疹(いんのうしっしん)で悩まれている男性は5人に1人。この陰嚢湿疹(いんのうしっしん)は、なった人でなければ分からない男性にとっては極めて大きな悩みです。そのその悩みから1人でも解放されたらという想いで綴ります。

【第六話】

第五回でお話しした通り、

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青い部分はかなりよくなってきました。かなりといってもまだまだ赤くなっているのですが、痒みはほぼ無くなっていました。

白い薄い皮もなくなり単純に赤くなっているだけで、とてもいい感じですが、一方、上図下の赤い四角の部分は強烈に痛がゆいのです。

様々な人の陰嚢湿疹(いんのうしっしん)の記事には思わず痒くて掻いてしまったという記述を見ます。そして、玉袋がまるでクルミのようになってしまった・・・という投稿も・・・。

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私の場合、治療法は間違っていたにせよ、15年間にわたる経験から、絶対に掻いてはダメだと分かっているため、どんなに痒くても掻かなかったことが青い部分を治してくれたのだと思います。

なので陰嚢湿疹(いんのうしっしん)で悩まれている方はとにかく掻かない事を肝に銘じることです。

多分、クルミにようなレベルになってしまってはすぐには治らないでしょう。

さて話を戻しますが、青い部分が治ってきたため私は、

クリップボード02

集中的に上記の赤い部分を治そうと考えるようになります。

しかしながら、この赤い部分はどうしても下着と擦れてしまうため、玉袋との接触が少ないトランクスでもふんどしパンツでも良くならないのです。

そこで私はとうとう絆創膏を貼ることを決意します。

絆創膏を貼るとなると、接着部分があるわけで、それがかぶれたりして更に悪化をしてしまうのではないか?と懸念をしましたが、このまま治らない状況を続けても意味がないと大きな決断をするのです。

多分、陰嚢湿疹(いんのうしっしん)に悩まされている方々であれば、この決断が如何に怖いか、勇気がいるかがお分かりになると思います。

私が買った絆創膏はケアリーブのジャンボサイズです。

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まず私は玉袋に薬を塗りケアリーヴを張り付けてみたのです。すると意外なことが分かりました。

くっつかない・・・。

玉袋に塗られたフルコートF軟膏の油分でケアリーヴがまったく張り付かないのです。

そこで今度は一旦薬が付いている玉袋を慎重に洗い、ケアリーヴのガーゼの部分に薬を塗って張り付けてみたのです。

ちなみに玉袋を洗う際には、通常の石鹸などではなく、コラージュフルフルネクストシャンプー(持田ヘルスケア)を使って洗っていました。

シャンプーなので当然玉袋用ではなく髪用なのですが低刺激、無香料、無色素というシャンプーのため、敏感な状態になっている玉袋には良いとの判断です。

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このシャンプーで一旦薬(フルコートF軟膏)を落とした後にケアリーヴのガーゼの方に薬を塗り、張り付けてみました。

すると、玉袋に生えている毛にケアリーヴの接着部分がくっつき、もちろん玉袋の皮膚の部分にもくっつくのですが、玉袋自体との接触面積はそれほど大きくない事に気が付きます。

まぁでも玉袋とも接触している部分はあるので、怖いは怖いのですが、思ったほど接触していない状況は意外でした。

そしてそれを張り付けた状態でふんどしパンツを履いて寝ようとするのですが、布団に入ったときには「か・かゆすぎる・・・」となっていたのです。

ケアリーヴの真ん中のガーゼの部分との接触が玉袋によくないのです。しかしながらとにかく1日、これで寝てみるんだ!と決め、かゆさを我慢しながら寝てしまいました。

すると翌日、玉袋の下の部分を見ると、大変な事に・・・。orz

相当悪化をしてしまったのです。

もうこの時の私は何をやったら治るのか、その手段を見つけることも出来ず、途方に暮れてしまったのです。

「他に手立てはあるのだろうか・・・」

そんな想いで一杯でした。このnoteには書いていませんが、実際にはフルコートF軟膏より強いステロイド剤も塗ったりしていて、やれることはやり尽くした感があったからです。

しかし私は自称アイディアマンでもあり、絶対に治せる方法はあるはずだ!と考えに考え、ある事に気が付くのです。

それこそがこの陰嚢湿疹(いんのうしっしん)を一気によくする方法だったのです。

ただその一気に良くする方法のお話の前にもう1つ陰嚢湿疹(いんのうしっしん)を改善するきっかけがあったので、次回はそのお話を先にさせて頂きます。

第七話に続く

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