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(世界の・・・)日本のボーイズグループ&ガールズグループの6月~10月の新曲

アメリカの通信社・ブルームバーグが'24年3月に出した記事によりますと・・・、最近、アメリカやヨーロッパで活躍する日本のアーティストが増えているみたいですよ。その背景を記事では、このように書いています。

XGがK-POPの手法を取り入れる一方、YOASOBIやAdoなど他のJ-POPスターたちは、もう一つの日本文化であるアニメに楽曲を提供するなど、それぞれの手法で海外を含めたファン層の拡大を進めている。
何十年もの間、22億ドル(約3300億円)規模の国内市場に大きく依存してきた日本にとって、これは劇的な変化だ。調査会社ルミネイト・データによれば、世界で再生された上位1万曲に占める昨年の日本の音楽の割合は前年比で50%増加し約2.1%となった。(中略)
XGの躍進には、米国に次ぐ世界2位の規模を持つ日本市場がストリーミングに移行し、J-POPの楽曲がより広く行き渡るようになったことが貢献している。日本レコード協会によると、日本におけるデジタルソースからの収入は、18年の約21%から昨年は35%に上昇した。

西洋音楽に触発されて約100年前に誕生した日本のポップスは、20世紀半ばにはフォークやロックへと進化。1980年代にはエレクトリックサウンドやジャズ、フュージョンを取り入れて「シティ・ポップ」というジャンルを作り上げた。

Bloomberg 『J-POP世界に浸透、業界構造変化でチャンス-韓国勢に迫る勢い』

国内にとどまらず、海外へも楽曲を行き渡らせることができるストリーミング・・・。その中でも広告を耐えれば無職のアタシでも0円で音楽と映像が楽しめるYouTubeで、XGとチーム友達的な日本のボーイズグループとガールズグループとかが新曲を発表しています。

まずはBAD HOPも歌っていた日本発の、世界の”KAWASAKI”!

ONE OR EIGHT 「KAWASAKI」 Performance Video

今年'24年8月にグローバルデビューしたボーイズグループ・ONE OR EIGHT(ワンオアエイト)が、デビュー前に発表した曲「KAWASAKI」。ONE OR EIGHTは日本のエンタテインメント企業のエイベックスが運営するオーディション『WARPs DIG』で選ばれたメンバーのRYOTA(リョウタ)さん、MIZUKI(ミズキ)さん、REIA(レイア)さん、YUGA(ユウガ)さん、TAKERU(タケル)さん、TSUBASA(ツバサ)さん、SOUMA(ソウマ)さんと、新メンバーのNEO(ネオ)さんの8人で結成されたグループですって。日本と韓国でおよそ1年間トレーニングを積んで'24年8月、1st 配信シングル曲「Don't Tell Nobody」でデビューしたんだって。

ONE OR EIGHT 「Don't Tell Nobody」 Music Video

曲「KAWASAKI」は、デビューの2ヶ月前の'24年6月に突如YouTubeにパフォーマンスビデオが投稿されたオリジナル曲。プロデュースは、日本のマガジン・EYESCREAMによりますと・・・、USのラッパーのNicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)さんやCoi Leray(コイ・リレイ)さんとかの楽曲を手掛けるアメリカのDJ Smallz 732さん、USのシンガー・Doja Cat(ドージャ・キャット)さんの曲にプロデューサーとして参加するアメリカのGENT!さんとBangsさん、XGの曲「SHOOTING STAR」を手がけた日本のXanseiさんとか。曲は、ジャージークラブとトラップを足したラップ系。リリックは英語で歌詞サイト『Genius』を宮脇咲良さんプロデュースのカラコンをつけて見ると、”みんなドけ オレと誰かバトルしたい? 世界のKAWASAKIのアクセル開けてこうか タイヤがバーストするまで攻めてく もっと速く 飛ばしてけ”的なことを歌っているらしいですよ。VideoはaespaやIUさんとかのMVとかを撮っている韓国のDonghyeok Seoさんがディレクター。背景に富士山、日本のオートバイ・KAWASAKI(たぶん)、日の丸っぽい照明とか映っていて日本感があります。山形新聞によりますと、グループ名の”ONE OR EIGHT”は慣用句の”一か八か”に由来していて、仲間と夢に向かって“一か八か”の勝負を東京から世界に仕掛けていくっていう意味が込められているんですって。MVは再生数が公開3か月で、1100万回を超えています!・・・ギョギョギョ!(←日本トップクラスの博士・さかなクン)


OWV 「LOVE BANDITZ」 Music Video

オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の参加者4人で2020年に結成されたらしいボーイズグループ、OWV(オウブ)。OWV(オウブ)っていうグループ名は、勝利を掴む僕たちだけの道っていう意味の“Our only Way to get Victory”の省略だって。メンバーは、中川勝就(なかがわかつなり)さん、本田康祐(ほんだこうすけ)さん、佐野文哉(さのふみや)さん、浦野秀太(うらのしゅうた)さんの4人。
そのOWVが、'24年6月にリリースした9thシングル曲「LOVE BANDITZ」。曲は、韓国のAOAや日本のINIとかの楽曲制作に参加してきたスウェーデンのAndreas Ohrnさんがプロデューサーっぽくて、ベースハウスとロックを足した感じの気がします。歌詞は、”正しさより愛で選びたい OWVが作戦を開始する マイクを手にステージをブチ上げる 世界も未来もキミの愛も奪いに行く”的なことを歌っているみたいです。Videoは、これまでもOWVの作品を撮っているKEIJU ITAIさんがディレクターで、日本がかつて大きな存在感を示したゲームやマンガが映るヴェイパーウェーブっぽい世界観の画角が4:3の前半、そこから飛び出して走りスポーツカーが映る画角が16:9に変化する後半の構成で、ビジュアルはマンガの中とMV後半で交錯します。リリースによりますと途中のアニメーションは、”お金では変えない記憶”を架空の世界で奪取しに行くという作戦をイメージして制作、足もとからの映像は常に自分たちを俯瞰で見直していることを示唆してるんだって。MVの再生回数は、現在までに100万をオーバーしています。


yosugala 「YOSUGAL伝説」

'22年6月にデビューしたアイドルグループ、yosugala(ヨスガラ)。yosugala(ヨスガラ)っていうグループ名は”終夜(よすがら)”という一晩中や夜通しって意味の言葉に由来していて、ウィキペディアによると”ずっと夜のような日々が続いても一晩中夢を見たい”っていう思いが込められてるんですって。メンバーは、黒坂未来(くろさかみく)さん、汐見まとい(しおみまとい)さん、君島凪(きみしまなぎ)さん、未白ちあ(みしろちあ)さんの4人。
そんなyosugalaが、'24年8月にリリースした18thシングル曲「YOSUGAL伝説」。曲はロックバンドのAliA(アリア)のERENさんが作曲、TKTさんが作詞を担当。電波ソングとエレクトロニコアを混ぜた感じがします。歌詞は、”ずっとGAL is MINDでいきてー”的なことを歌っているっぽいですよ。Videoは、NAMBA69やMY FIRST STORYとかのMVを撮っている大山卓也さんがディレクターで、A・Bメロに映画の『ビッグ・リボウスキ』や『マトリックス』『メン・イン・ブラック』とかのパロディと日本のギャル要素、サビはパフォーマンスを映しています。オチは、”ギャルの神様”みたいです。MVの再生数は現在までで、33万回ね。


Girls² 「寄り道 -Take it easy baby-」 Music Video

'19年6月にデビューしたガールズ・パフォーマンスグループ、Girls²(ガールズガールズ)。メンバーは、日本のカルチャー的な特撮の実写ドラマ『ガールズ×戦士シリーズ』で歴代ヒロインを務めた女子たちで、小田柚葉(おだゆずは)さん、隅谷百花(すみたにももか)さん、鶴屋美咲(つるやみさき)さん、小川桜花(おがわようか)さん、増田來亜(ますだくれあ)さん、菱田未渚美(ひしだ みなみ)さん、山口綺羅(やまぐち きら)さん、原田都愛(はらだ とあ)さんの8人。
そのGirls²が、'24年10月にリリースする11th EPのリード曲「寄り道 -Take it easy baby-」。ソングライターは、日本の音楽クリエイターチーム・UFCの3人。バブルガムポップが入った、アイドルラップみたいな”アイドル”R&Bという雰囲気があると思います。歌詞は、”パッとしなかったりブルーだったり悩んだりする時も 大丈夫 焦らずのんびり寄り道してこ”的なことを歌っているっぽいですよ。Videoは、パフォーマンスと、パッとしない1日の始まりに必要なものを買い物に行ったつもりが、好きな食べ歩きやショッピングから船に乗って生活空間を離れた場所へ行く”ちょっとした寄り道が、転じて、とんでもなく大きな寄り道になってしまう様子”を描いているそうです。ロケーションは、名古屋。MVの再生回数は現在までで、150万越えだがや!(©TOKONA-Xさん)


清 竜人25 「KARESHIいるんだって」

'14年にデビューした後に3年の活動を経た'17年6月に解散した、シンガーソングライターの清竜人さんを中心とした“一夫多妻制アイドルグループ”・清 竜人25(きよし りゅうじんトゥエンティーファイブ)が・・・、'24年6月に再結成したんですって。メンバーは、清 竜人(きよし りゅうじん)さん、清 さきなことアイドルユニット・femme fataleの頓知気さきな(とんちきさきな)さん、清 凪ことアイドルグループ・でんぱ組.incの根本凪(ねもとなぎ)さん、清 真尋ことダンス&ボーカルグループ・Fairiesの元メンバー・林田真尋(はやしだまひろ)さん、清 ゆなことアイドルグループ・きゅるりんってしてみてのチバゆなさんの5人。
その再結成した清 竜人25の2曲目で、'24年9月にリリースされた新曲が「KARESHIいるんだって」。曲は、清竜人さんが作詞作曲で、編曲が日本のシンガーでトラックメイカーのSUKISHAさん。ビッグバンド調の曲にのせてアガってからサガる恋を”なるようになるよなぁ””さあ どうしよう”って歌っていて、ウィスパーボイス&繰り返すフレーズではじまる気持ちが切り替わるサビのメロディーがSuper素敵だと思います。Videoは、日向坂46やMy Hair is BadのMVを撮っている中田みのりさんがディレクターで、歌詞の内容と世界観を・・・、ディズニーアニメ『白雪姫』感あるスタートから、ウサギに扮したメンバーでメルヘン&コミカルに、そして”神”的視点で撮っていると思う終盤まで描いています。MVの再生回数はリリースおよそ1週間で、70万オーバーです。(←Netflix『地面師たち』のハリソン山中を意識した敬語)


モーニング娘。'24 「なんだかセンチメンタルな時の歌」 Promotion Edit

'98年1月にメジャーデビューしたアイドルグループ、モーニング娘。。モーニング娘。'24のメンバーは、生田衣梨奈(いくたえりな)さん、石田亜佑美(いしだあゆみ)さん、小田さくら(おださくら)さん、野中美希(のなかみき)さん、牧野真莉愛(まきのまりあ)さん、羽賀朱音(はがあかね)さん、横山玲奈(よこやまれいな)さん、北川莉央(きたがわりお)さん、岡村ほまれ(おかむらほまれ)さん、山﨑愛生(やまざきめい)さん、櫻井梨央(さくらいりお)さん、井上春華(いのうえはるか)さん、弓桁朱琴(ゆみげたあこ)さんの14人。
そんなモーニング娘。'24が、'24年8月にリリースした74thシングル曲「なんだかセンチメンタルな時の歌」。曲は、つんくさんが作詞作曲で、編曲が編曲家の神谷礼さんで、ローファイヒップホップからのエレクトロスウィング感があります。歌詞は、”歳を重ねると現実や気持ちとか変わるけど 私の中のマインドはずっと昔のまま”的なことを歌っているっぽいです。Videoは、Juice=Juiceや乃木坂46の作品とかも撮っている島田欣征さんがディレクター。複雑な構造っぽい建築物の中で、全員が純白の衣装を着たメンバー&パフォーマンスを撮っています。サムネイルが石田亜佑美さんなのは、このシングルが石田亜佑美さんが最後に参加する作品だからっぽいですよ。MVの再生数は現在までで、80万回越えだぜ。(←ぱーてぃーちゃん)

日本のボーイズグループやガールズグループの楽曲を聴く、世界の人がさらに増えると良いですね。有料のYouTubeや同じCDを何枚も買って!